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最近の君。 ページ17

最近の君は、私をとても拒んでいる。


何時もなら、出勤時にはおはようの挨拶をしてくれる筈なのに。


最近の君はしてくれない。


中也の幹部補佐だとは分かっていても、中也と何時も一緒に居るのがとても気に食わない。


この前は、中也と君が手を繋いでいた。


君は、私の方を1度も向いてくれなかった。


ずっと下を見ていた。


君と手を繋げるのは、私だけのはずなのに。


不安に思って君の服に盗聴器を仕掛けてみたけど、
君はそれすらも気づいて、壊して捨ててしまったね。


流石は、私の恋人だ。


執務室前で私に任務の声をかけた時、何時もと明らかに態度が違った。


何時もは元気な声で扉を叩くのに、今回はとても冷たく、他人行儀な話し方だった。


私は、少し戸惑って先に下で待っているようにと言い、彼女を突き放した。


その後私達は一言も喋らずに任務を終えてしまった。


何か話そうとも思ったけれど、また冷たくあしらわれると思うと、少しふあんになって、結局話せじまいになった。


この日の夜、彼女に電話を掛けてみたけど繋がらなかった。


真逆中也の家に居るなんて、私は今でも気づいていないのだけれど。


数日後、彼女が資料確認の為に私の執務室に訪れた。

その時も、彼女は冷たい声と言葉しか聞かせてくれなくて。


私は、君に何かしたのだろうか。


そう思い、尋ねてみたけれど、それくらい自分で考えてみろと、今にも泣きそうな苦しい顔で私に怒鳴った。


この子にこんな態度を取られたのは初めてで、頭が真っ白になった。


急いで引き止めようとしても、君は扉を勢い良く閉めて出ていった。


数分後、近くの廊下で壁が砕ける様な音がして、少しびっくりしたけど、刹那に私の部下が来たのでそんな事すぐに忘れてしまった。


こんな部下、欲しくなかったよ。
本当はね。


そして、数日後の中也の任務の時、中也に君の事を聞いてみた。


何も知らない。何も企んでない。


彼はそう言ったけど、多分あれは嘘だ。


まあでも、それは後でどうにでもなる話だから、さ程重要でも無い。


そう言えば、今日は君の見送りが無かった気がしたが、それも今は重要じゃない。


尋ねると、中也は呆気なく好きを認めた。


手前から、彼奴を奪ってみせる。とも言った。


正直焦った。本当に取られてしまう気がして、堪らなく不安になった。中也は、私が君を傷付けた。とも言った。


もしかして………








あの事がバレているのだろうか。

あの頃は良かったよ。→←私は、貴方の秘密に気付いていない。



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作品ジャンル:アニメ
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太宰亜里沙(プロフ) - 魔夢 (まゆ)さん» 太宰さんが終われば更新します! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - すみません泣きました (2019年9月6日 6時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 (2019年9月5日 22時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - ああああああ////おもろいよーーーーー^ (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 - 他の人もだしてあげてください…………ね? (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月26日 22時

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