5話 ページ12
"可哀想に生まれてしまったのね"忌み子が"
忌み子って何…?どうして…どうしてみんな私の事を可哀想っていうの…ねぇなんで…
『っ…ーーー』
何…これ……私の……昔の記憶…?…
急に頭痛がピリッと走り何かがフラッシュバックした……
太宰「…どうしたんだい」
『なんでも…ないです』
敦「僕なんか…弱虫で…」
と敦くんが何が言っている…
……自分を哀れみ、嘆く人はまだ子供だ…
過去よりもこれからの未来に自信をもち、
決意することが人間そのものだ……
お母さんが言っていた気がする。
その頃は意味わからなかったけど今ではよくわかる。
太宰「そもそもおかしいのだよ…」
私自信も納得しながら太宰さんの推測を聞く。
決め手となる証拠まではなかったけど
敦くんの異能力について証明するには情報が有り余るほどだ。
すると月を見た敦くんがみるみる内に
白い綺麗な……トラ…白虎といったほうがいいだろう。
月下にいる白虎は美しい絵のような…端麗さだ。
ぼぅっと惚けていると、
太宰さんが襲われている…どうしようか。
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作者名:夜桜 | 作成日時:2018年4月17日 19時