星屑が50あまり6つ ページ10
「あの、A先生」
『なんだいローズハートくん
僕はいま絶賛不機嫌なんだよ全然痛くも痒くもないのに酷いと思わないかい？』
保健室の椅子で足をばたつかせ不貞腐れている姿はまるで子供のようだ。
その姿を見たリドルはクスッと笑った。
『なんだいそんなに僕がおかしいのかい？』
ジトーとリドルを見るさてらにリドルは首を振った。
「いえ、先生にも子供っぽいところがあるんだなと…
少し近寄りがたかったというか…」
と、お茶を濁すように言う。
そんなにかい？と聞くと正直に頷かれAは心の中では少しショックだった。
『まぁ、いい、それよりローズハートくんの方は調子はどうだい？
マナ…あぁ、魔力の方は順調かい？』
「はい、助けて下さりありがとうございました。
あの、それよりも…エースたちみたいにボクを…名前で呼んで…欲しいというか…」
と、最後の方が恥ずかしいのか声が小さくなった。
Aは聞き取れたがリドルの反応が面白かったので少し弄ってみた。
『なんだい？
最後聞こえなかったのだけどフフっ』
「か、からかわないでください！」
『はいはい、気が向いたらね』
顔を赤くしAに言ったがAはその願いをサラリとかわした。
そのまま保健室を後にしハーツラビュル寮の庭に向かった。
『ここにある筈だが…』
みんなが片付けている間こっそりと何かを探すA。
だが何も見つからなかったのか顔を上げどこかに向かおうとした。。
「なぁ〜」
チャルは鳴く。
『っ！
おや、チャルかい。
ここには何も無かったから帰るとしようか』
チャルに気づいたAは少し顔を強ばらせそう言った。
そうして庭を後にした。
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ハル - 「星屑が60あまり2つ」の話がグリムのとこ見にアンパンになってますよ！作品好きです！これからも更新頑張ってください！ (2022年3月4日 7時) (
レス) @page16 id: 43d8360e57 (このIDを非表示/違反報告)
エル - 面白いです‼これからも、頑張ってください (2022年1月28日 20時) (レス) @page3 id: c5e23189c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2022年1月28日 19時
