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Aside


私…分かるんだ……颯太があんなに不安がってる理由。


きっと夢を見たんだよね……私がいなくなる夢


でもそれはきっと現実。私はこの先死ぬ気がするんだ……

勿論、壱馬達に助けを求めることも出来るはず。でも壱馬達に助けを求めればきっと今回はみんな死んじゃう……だから私ひとりで行く……


クインクスっていう白鳩達がいることはわかってるんだ…

この前LDHに来てた佐々木琲世……あの子は金木君だ……でも金木の時の記憶がきっと無い……そうなったらあいつは敵。


きっと………討伐戦がまた始まる………それが私の最後なんだろうな…



A「………颯太ー」


颯太「んー?」


A「………やっぱなんでもない!」


颯太「え……わかった…」


A「……」



颯太side

さっきからAずーっと考え事してる……

一体何があったんだろ……力になりたいから…頼りにして欲しいのにな……





A「…大樹さん…お話いいですか?」


大樹「…いいよ」


A「外…行きましょ」


大樹「…わかった」


颯太「………なんかあったのかな」


慧人「………(あいつ…討伐戦に一人で行く気じゃ…)」






大樹side


Aがあんな難しい顔して呼んでくるなんて……なんかあったのか?



A「あの……相談があります」


大樹「どした?」


A「私………FANTASTICSを抜けようと考えてます」


大樹「………は?」


A「正直な話すると……私はこの先生きる事は出来ないです。」


大樹「何………言ってんの?」


A「死ぬ未来が見えてます」


大樹「颯太は!?壱馬さんは!?どうすんだよ!」


A「………空から見守る」


大樹「なんで…抜けようと…」


A「……私がこの先このグループに戻ってこれないから。」


大樹「死ぬ前提………なのか?」


A「生きて帰って来れる可能性は低いです。ほぼないです。生きてたら奇跡です。FANTASTICSメンバーにはほんとに沢山のことを学んだし、私を笑顔にしてくれた…大切な場所です……だからこそ、私が死んだ時FANTASTICSに喰種である白狐がいたなんてバレたくないんです。」


大樹「………俺は抜けるのは反対。翔太の時と同じ。Aもメンバーでいて欲しい」


A「……私と翔太は違う。お願いします。抜けさせてください…」


大樹「…………メンバーと話し合お」


A「……はい」

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☆RIKU GIRL☆(プロフ) - meichalanさん» わわ!こんな作品で泣いていただけたなんて...嬉しいです笑ありがとうございます笑 (2020年5月15日 2時) (レス) id: 7fd5186a22 (このIDを非表示/違反報告)
meichalan(プロフ) - 気付いたら涙ポロポロ溢れてて本当に感動ししました。書きてくれてありがとうございます! (2020年5月14日 3時) (レス) id: bfe39f7989 (このIDを非表示/違反報告)
☆RIKU GIRL☆(プロフ) - さくらさん» こんな作品で泣いてくれるなんて.......そのコメントに作者は嬉し泣きしましたw (2019年11月29日 1時) (レス) id: 7fd5186a22 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 全部読み終わったとき気付いたら泣いてました笑 (2019年11月28日 18時) (レス) id: 873f7e836c (このIDを非表示/違反報告)
☆RIKU GIRL☆(プロフ) - karenさん» まさかこんな小説で泣いてくれる人がいるとは思いませんでした...ありがとうございます笑 (2019年7月24日 14時) (レス) id: 7fd5186a22 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫夏 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年7月21日 15時

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