13 ページ14
Aside
私…分かるんだ……颯太があんなに不安がってる理由。
きっと夢を見たんだよね……私がいなくなる夢
でもそれはきっと現実。私はこの先死ぬ気がするんだ……
勿論、壱馬達に助けを求めることも出来るはず。でも壱馬達に助けを求めればきっと今回はみんな死んじゃう……だから私ひとりで行く……
クインクスっていう白鳩達がいることはわかってるんだ…
この前LDHに来てた佐々木琲世……あの子は金木君だ……でも金木の時の記憶がきっと無い……そうなったらあいつは敵。
きっと………討伐戦がまた始まる………それが私の最後なんだろうな…
A「………颯太ー」
颯太「んー?」
A「………やっぱなんでもない!」
颯太「え……わかった…」
A「……」
颯太side
さっきからAずーっと考え事してる……
一体何があったんだろ……力になりたいから…頼りにして欲しいのにな……
A「…大樹さん…お話いいですか?」
大樹「…いいよ」
A「外…行きましょ」
大樹「…わかった」
颯太「………なんかあったのかな」
慧人「………(あいつ…討伐戦に一人で行く気じゃ…)」
大樹side
Aがあんな難しい顔して呼んでくるなんて……なんかあったのか?
A「あの……相談があります」
大樹「どした?」
A「私………FANTASTICSを抜けようと考えてます」
大樹「………は?」
A「正直な話すると……私はこの先生きる事は出来ないです。」
大樹「何………言ってんの?」
A「死ぬ未来が見えてます」
大樹「颯太は!?壱馬さんは!?どうすんだよ!」
A「………空から見守る」
大樹「なんで…抜けようと…」
A「……私がこの先このグループに戻ってこれないから。」
大樹「死ぬ前提………なのか?」
A「生きて帰って来れる可能性は低いです。ほぼないです。生きてたら奇跡です。FANTASTICSメンバーにはほんとに沢山のことを学んだし、私を笑顔にしてくれた…大切な場所です……だからこそ、私が死んだ時FANTASTICSに喰種である白狐がいたなんてバレたくないんです。」
大樹「………俺は抜けるのは反対。翔太の時と同じ。Aもメンバーでいて欲しい」
A「……私と翔太は違う。お願いします。抜けさせてください…」
大樹「…………メンバーと話し合お」
A「……はい」
164人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆RIKU GIRL☆(プロフ) - meichalanさん» わわ!こんな作品で泣いていただけたなんて...嬉しいです笑ありがとうございます笑 (2020年5月15日 2時) (レス) id: 7fd5186a22 (このIDを非表示/違反報告)
meichalan(プロフ) - 気付いたら涙ポロポロ溢れてて本当に感動ししました。書きてくれてありがとうございます! (2020年5月14日 3時) (レス) id: bfe39f7989 (このIDを非表示/違反報告)
☆RIKU GIRL☆(プロフ) - さくらさん» こんな作品で泣いてくれるなんて.......そのコメントに作者は嬉し泣きしましたw (2019年11月29日 1時) (レス) id: 7fd5186a22 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 全部読み終わったとき気付いたら泣いてました笑 (2019年11月28日 18時) (レス) id: 873f7e836c (このIDを非表示/違反報告)
☆RIKU GIRL☆(プロフ) - karenさん» まさかこんな小説で泣いてくれる人がいるとは思いませんでした...ありがとうございます笑 (2019年7月24日 14時) (レス) id: 7fd5186a22 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ