FANTASTICSの姫は喰種１

9話 ページ10

大樹「あっ！そろそろ解散かな？今日はダンス練だけだったね笑この後各自筋トレとかしてね！笑じゃあ解散！」


勇征「颯太ー、一緒かえろー」


颯太「おれ…今日頑張るから…先帰ってて？」


勇征「あー…頑張れよ！( ｰ̀∀ｰ́ )」


颯太「うん！」


A「さよな…」


颯太「ねえ！一緒帰ろ？」


A「…なんで？」


颯太「一緒に帰りたいから！」


A「……勝手にどぞ」


颯太「じゃあ送る！ありがとっ！」


A「…ん」


慧人「がんばれー！！」





帰り道


颯太「Aちゃんって…彼氏とかいるの？」


A「…いない」


颯太「そうなんだ！」


A「…」


颯太「……好きな食べ物は？」


A「…コーヒー」


颯太「大人だね！」


A「…」


颯太「…家ってどこら辺？」


A「ここまっすぐ」


颯太「壱馬さんと二人暮し？」


A「うん」


颯太「…人信用できなくなったのって…理由あるの？」


A「あんたに言う必要ない」


颯太「…ごめん」


A「(…白鳩の匂い)ごめん、あっちからいこ」


颯太「え？あ、うん」


A「…(ついてきてる…気づかれた？)」


颯太「難しい顔してどうしたの？」


A「…別に(どーしよ…気づかれてたとしたら…顔見られてる…こいついたら戦えないな)」


颯太「…大丈夫？」


A「…ごめん、ここでいいよ」


颯太「え？でも！今暗いし…家まで送るよ？」


A「いや別にいい」


颯太「こんな時間に女の子一人で歩かせられないよ！」


A「……はぁ」


「あの、すみません」


颯太「なんですか」


「これ見かけませんでしたか？」


颯太「これは？」


「白狐が現れた時に周囲に落ちてたものです」


A「知らないです……行こ」


颯太「え？あ、うん」




「あいつは怪しいな…」


「私の感だが……女の方が…怪しいぞ」


「ついてきますか？」


「ああ…そうしよう」




颯太「あれって…CGC？」


A「多分ね」


颯太「こんな時間まで調査してるんだね…」


A「らしいね」


颯太「なんで避けたの？」


A「事情聴取されるのめんどくさかったから」


颯太「そうなんだ…」


A「うん(……2人組がついてきてるな…家に向かったら…やべーな)」


颯太「あ、どこまで行ったらいいかな？」

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