尊重できないもの 48 ページ49
�鏑�
『失礼します』
扉を開けば目の前に、姫宮くんと紫之くん
その横にあんずちゃん
そして、
「やぁ、恋」
天祥院英智
「じゃ、企画についてもう一度詳しく説明するね」
ホワイトボードに向きペンをサラサラと動かす天祥院
そんな姿をキラキラした目で見る1年生の2人
「本番は再来週の日曜日。ライブ会場は電車で5駅先の水族館になる予定だからよろしくね」
「それから、明日は衣装合わせがあるからデザイン科にみんなで行ってね。」
「以上。」と話が終わり姫宮くんと紫之くんは楽しみだね〜と話していた
あんずちゃんは資料の最終調整をしてる
僕帰っていいよね…？
あまり天祥院のそばにはいたくないし
そう思いドアノブに手をかければ「ちょっとまって」と声をかけられる
「恋、この前のハロウィンでの昼の部がすごく好評でね、本来なら昼の部はお客さんたちがみんな夜の部まで待ちくたびれるんじゃないかと思ってたんだけど君のおかげで昼の部も楽しめた、とお手紙とか沢山貰ったんだ。そこで、前回のようなライブをこれからも取り入れていこうって話にもなって今回のライブも君を呼んだんだ。」
「ぜひ、よろしく頼むよ。」なんて言いながら営業スマイルでニコッとされる
少し頭を下げてからそのままドアノブに手をかけ外に出れば、部屋の中から姫宮くんの声がした
「何なのあいつ！いくら実力あるからって英智様に返事しないで出てくなんて！」
いやごめん、別に実力とか僕気にしてないよ…ただ。昔のね、？その、、、あのね？色々あるんだごめんね？
なんて心の中で謝りながら教室に戻った
ふと窓を見れば校庭で魔法陣を書いている夏目くんが居た。
綺麗な赤髪を揺らしながら口元にチョークを持っていきなにやら悩んでいるようだった
普段なら全速力で会いに行くのだが、今の僕にはそんなこと許される訳もない
『僕頑張るから』
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Dell(プロフ) - ★さん» 初めまして、コメントありがとうございます。当作品の主人公は女の子です。ボクっ娘 となります。注意喚起しておりませんでした申し訳ございません！ (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1つお伺いしたいのですが主人公は女の子ですよね？何故一人称が｢僕｣何ですか、、？ボクっ娘ですか？！ (2021年1月22日 13時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dell | 作成日時：2020年7月3日 20時
