七十七話 ページ45
楓side
霊菜さんが後ろから、三人組の男達が後ろから霊菜さんを襲った。一人が霊菜さんの口を塞いで、暴れないように抑えながら、近くの教室へと入っていった。
楓「ど、どうしよう」
羽風「落ち着いて、大丈夫だから。とりあえず、すぐにでも行かないと、危ないかも。楓ちゃんはすぐに練習室に」
楓「えっ、嫌だ！霊菜さんを放っておけない！」
羽風「でも」
私だって、自分の身を守る事はできる。霊菜さんは、私にとって大切な相棒だもん。相棒を助けるのが、私の務め。
怖いけど、助けなくちゃ。そう思っていると、
ﾎﾟﾝｯ
楓「！零、さん？」
零さんが私の頭に手を置いた後、そのまますぐに走って行った。
羽風「楓ちゃん」
楓「？」
羽風「大丈夫？」
楓「えっ？う、うん」
羽風「じゃあ、焦らなくても良いから、一緒に霊菜さんの所に行こう。たぶん、俺達が着いている頃には、朔間さんがどうにかしてくれていると思うから」
楓「・・・・・うん」
羽風「じゃあ行こう」
そう言いながら、薫くんは私の手を取って、歩き出した。なんだろう。薫くんは何処か暖かい何かを持ってる。何だろう。これ。優しさかな？
霊菜side
霊菜「むー！むー！」
男生徒1「おい。しっかり縛っとけよ」
男生徒2「わかってるって、にしても本当に綺麗な顔立ちだな」
男生徒3「だな。あっ〜、早く遊びてぇ〜」
なんなのだ？こやつらは。妾に何をしようと。手首を縛る必要も何処にあるのだ？おまけに口を塞いで。そう思っていると、
男生徒2「よし。とりあえず、縛り付けたぞ」
男生徒1「やっとか。遅いんだよ。お前は」
男生徒3「おい。早くしねぇと誰か来るぞ」
男生徒1「分かってるって。んじゃあ早速やるか」
そう言うと、急に男の一人が妾の服を脱がし始めた。って、はっ？何をする気なのだ？
霊菜「ムッー！ムッー！」
男生徒1「おら、動くなよ。お前ら、抑えとけ！」
そう言うと男二人が私の手足を抑え始めた。
霊菜「ムゥー！ムゥ！ムゥー！(放してよ！)」
男生徒1「おっ、意外と胸あるな。こりゃ楽しめそうだ」
そう言いながら、男は下まで脱がし始めた。やめろって言ってんだろ！
霊菜「ムッー！ムッー！」
男生徒2「おい、暴れんな！」
男生徒1「うるせぇな。んじゃあさっさとおっぱじめるか」
えっ？何をする気？いや、やめて。お願い、誰か、助けて。
そう思っていたら、
バンッ！
男生徒「！？」
霊菜「！」
扉が勢いよく開いて、そこから零が入ってきた。
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KICU(プロフ) - ありがとうございます。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2019年8月30日 17時) (
レス) id: afb88475f3 (このIDを非表示/違反報告)
闇野光子(プロフ) - はわわわぁ〜‥‥続編おめでとうございますー (2019年8月30日 13時) (レス) id: 64336e34ee (このIDを非表示/違反報告)
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