feeling.9 morning ページ11
･
貴｢…へぇ｣
朝練の内容は至って簡単｡
集団走から準備運動に､自主練にﾐﾆの試合や…
相変わらず彼等には､強くなりたいって思いや
ｻｯｶｰが大好きって目をしてる｡
見るからに輝いてる…
貴｢…僕は此処で｡先に行ってるよ｣
秋｢あ､分かったわ♪放課後もあるわよ｣
貴｢ｺｸｯ))｣
皆に背を向けて､髪を揺らしながら立ち去る｡
これがｽﾎﾟｰﾂ…ｻｯｶｰなんだ…
この時僕の瞳には
希望の光が映っていたのかな…
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･
ー昼休みー
円｢ｻｯｶｰ､面白いだろ?あの感動!!楽しさとか嬉しさとか!!
たまんねぇんだ!((ﾆｺｯ｣
貴｢…もうわかった｡｣
随分この調子なのである｡このｻｯｶｰﾊﾞｶに力説されている最中｡
白い歯を出してﾆｶｯと笑う円堂は､僕には余りにも眩しくて｡
貴｢好きなんだ､ｻｯｶｰ｡｣
思わずして口から零れた言葉｡
円｢おぅよっ!!｣
転がりながら円堂は言う｡その目に透き通った青空を映しながら｡
風｢完全に捕まったな;;｣
貴｢見てるくらいなら助けてほしいんだよね…｣
僕は俯きながら答えた｡
学校といった公共の場に行ったことがまるでないので
完全な世間知らずって訳なのだ｡
関わりを持った人や…って言っても
今までそうした関わりを持った人はﾏｽﾀｰぐらいだろう｡
…あと二人､居たけど｡
円｢それにしても髪長いよな〜｣
貴｢…生まれつき長かっただけだよ｡でも､気に入ってはいる｡｣
座ると床まで髪の毛がついてしまう｡
でもよく美しい髪の毛とか言われたから､意外と気に入ってたりもする｡
風｢綺麗だな…｣
貴｢ありがとう｡｣
短く礼を告げると､僕は音も立てずに立ち上がった｡
貴｢そろそろﾁｬｲﾑが鳴る｡君達も早く教室に帰るといい｡｣
それだけ言うと､彼等に背を向けて歩き出す｡
案の定後ろからは､元気のいい返事が聞こえてきた｡
すると何だか
心の底が､何故か暖かい気がして｡
･
･
･
･
その頃ー…
ー稲妻病院ー
ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ…ﾋﾟｯ…
ー…ｶﾂｶﾂ
??｢ー…まだ目覚めないか｡｣
静まった病室に響くのは
何者かの声と､機械音のみー…
??｢ー…生きてろよ｡
どうか､その心臓が､動きをやめる前に…
全てが止まってしまう前に､その瞳を開けてくれー…｣
願うように彼はいった｡その声はまるで､押し出しているかのようー…
ーお前の､全ての鼓動が静止してしまう前にー
ーその瞳を､開けー
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亜麗ノア(プロフ) - 作夜さん» その様に思わせてしまい､申し訳ありません｡今後気を付けるようにします｡その様に言っていただき､ありがとうございます! (2012年10月21日 7時) (携帯から) (
レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
作夜(プロフ) - 自分で駄作と言って低評価は駄目っておかしくないですか？でも、僕はおもしろいと思いましたよ (2012年10月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 5d6a5ec957 (このIDを非表示/違反報告)
ruka＠神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» よろしくおねがいします!!┌(┌＾o＾)┐← (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
亜麗ノア(プロフ) - ruka＠神命((さん» すごい!一日で続編!?半端ない…!!今すぐ小説に出現しますぜ!← (2012年10月13日 21時) (携帯から) (レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ruka＠神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» えっと、一昨日作り始めて･･･続編行ってもうた←あ、題名は【イナGO】俺の事、女子だと思った人ｫｫｫｫｫ!!挙手ｩｩｩ!!←だよ!! (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*Noah* | 作成日時：2012年10月5日 22時
