2話 鬼vs宿敵 地獄大一番2 ページ4
in針山の麓＿＿
「＿＿だからよォ!!」
肩には雉、足下には犬、猿を引き連れ、背中には桃の実が描かれている男が何やら騒いでいる
「ここで一番強い奴連れてこいっつってんの!」
獄卒たちはその男の扱いに困っていた
「困りますよぉ〜 そういうことはまず受付を通して頂いて……」
「っかーー!!そういうことしか言えねーのかよっこのマニュアル獄卒!」
「オイ 今鬼灯様いらしてるよな?」
困り果てた一人の獄卒が新人(名は茄子という)を遣いに出した
−−−−−−−−−−−
「桃農家への人材貸し出し？」
書類を見つめる鬼灯がオウム返し状に読み上げる
「桃の木はこれ以上いりませんよ
そもそも仙桃を大量に作って妙薬を確保しようとする天国の政策には反対です」
Aは書類を覗き込みながら言う
仙桃とは天国の桃源郷産の桃のことで、そこから金丹を作ることができる
「その通りです 万能薬は少ないから良いのです 多いと堕落する」
そう言って鬼灯は「却下」と言うかのように書類を叩く
「ですが桃源郷は天国の最大観光スポットですし
かつ重要文化財として景観の維持を……」
書類を持ってきた唐瓜はうだうだと説明を始める
「ああ……まあ手入れは必要ですが」
「とにかく芝刈りだけでも手伝ってほしいと……」
唐瓜は引き下がらない
と、そこにまた茄子が走ってきた
「鬼灯様アアアアアアアアA様アアアアアアアア」
「「？」」
「どうしました」
「スミマセンッ ちょっとトラブルが……」
駆け寄りながら茄子が言った
「桃太郎とかいうのが来て……」
「「桃が来た? いりません」」
鬼灯とAが息ぴったりに言う
「あ……イヤ……あの別にお中元とかじゃないんですけど……」
とにかく来てくださいっ! と言って茄子は鬼灯とAの手を引っ張っていく
「あっ……ちょっと今こっちの……」
「オイッ不喜処が先だったのに……」
そんな声も無視して茄子は歩いていく
そんな中通りすがりにアイアンメイデンが目に入る
「あのアイアンメイデンいつの間に導入したんですか 予算はどこから……」
許可した覚えのない拷問具に鬼灯とAは思わず立ち止まる
「いやっ……あの あっち見てください あっち!」
「あっ 鬼灯様A様!」
人だかりに到着し獄卒が増えてきた
「申し訳ございません お忙しい中……」
その声に男が反応する
「おっ!そいつ上官だなっ!? 俺と勝負しろっ!!!」
刀を振り上げ言っていた
3話 鬼vs宿敵 地獄大一番3 (作成中)→←1話 鬼vs宿敵 地獄大一番
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー鬼徹アイテム
金魚草
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななみん(´∀｀)(プロフ) - 面白い！更新はよ！！ (2014年11月3日 22時) (
レス) id: 2a33f69b62 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 吟さん» メガネの上げ方が好きですw (2014年10月13日 18時) (レス) id: b99a839dbe (このIDを非表示/違反報告)
吟 - 分かります。因みに、怜ちゃんがアホ可愛いです。 (2014年10月13日 18時) (レス) id: 032ca086e6 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 吟さん» はい、私は真琴推しです。ハルちゃんとマコちゃんが仲良いのが可愛いです (2014年10月13日 18時) (レス) id: b99a839dbe (このIDを非表示/違反報告)
吟 - Ｆｒｅｅ！イイっすよね。遥推しです。 (2014年10月13日 18時) (レス) id: 032ca086e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カリン | 作成日時：2014年1月18日 0時
