91.アイビーゼラニウム ページ43
ジシバリの送り主(アンリさん、と言うらしい)と強制的に離れさせられたあと、もう一度感謝を伝えて店に戻った
ﾊｳﾙ「ただいま」
ﾏﾙｸﾙ「ハウルさん！！ルビーさん！！Aさんは･･･ってあぁ！！」
一目散に走ってきたマルクルはハウルの身長に隠されるようにして立っている私に気づいて、大きな目いっぱいに涙を溜めて抱きついた
ﾏﾙｸﾙ「おかえりなさい！Aさん！！」
『うん、ただいま、マルクル』
ｿﾌｨｰ「A！あぁ、本当に無事で良かった！おかえりなさい！」
『二人とも、心配かけてごめんなさい。ハウルとルビーさんも、ありがとう』
ほんとよばかぁ！と泣き始めたソフィーさんもマルクルと一緒に抱きしめた
ルビー「じゃ、あたしは帰るわね
いーい、ハウル？今度Aを泣かせるようなことしたらあたしがAを攫うから！」
ﾊｳﾙ「分かった、覚えとくよ」
いつの間に怪我を治したのかいつも通り綺麗になったルビーさんは店にあったトリカブトを3本持って帰った
.
.
.
ﾊｳﾙ「こうやって寝るの、久しぶりな気がする」
『実際そうだよ、ハロウィンの前にはマルクルのところで寝てたもん』
ﾊｳﾙ「･･･もう、クリスマスか」
『とは言ってもあと１週間あるけどね』
ハウルの指がさらりと髪を撫でては梳いていく
しばらく忘れていた心地よいその感覚に思わず泣きそうになった
ﾊｳﾙ「君が居なくなって、僕はAのことを何も知らなかったんだって気づいたよ
だから、Aのことをもっと知りたい
好きな事も嫌いな事も、全部」
教えてくれる？と囁くハウルに微笑んだ
『私も、同じ事思ってた。ハウルのことちゃんと知りたいって』
お互いを知れば、合わないところが出てくるのは当たり前だ
それも含めて私は知りたい
ﾊｳﾙ「A、」
『ん？』
ﾊｳﾙ「戻ってきてくれて、ありがとう」
『ふふ、どういたしまして』
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すばる(プロフ) - 感動しました！とてもいい話だと思いました！更新頑張ってください！ (2019年1月27日 20時) (
レス) id: 1ecdcc7cf7 (このIDを非表示/違反報告)
cherrymay - 長らくお待たせしてしまって本当にごめんなさい！更新停止中なのに応援して下さって、ありがとうございました！また更新開始します (2019年1月27日 16時) (レス) id: b49d2cc48c (このIDを非表示/違反報告)
Jyp___0812(プロフ) - とても面白いです！なので更新お願いします！ (2018年8月22日 23時) (レス) id: c91ea02908 (このIDを非表示/違反報告)
E.E - 更新お願いします。すごく面白いです。 (2018年8月20日 23時) (レス) id: 721ee5a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
結羽(プロフ) - お願いします！ 更新してください！！！！ (2018年8月15日 19時) (レス) id: 8712c8166f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherrymay | 作成日時：2017年6月24日 21時
