長く退屈な日々の中で２【クザン】

６６匹目 ページ21

僕の姿に、部屋にいた全員が驚愕する




貴「ふぅ、できた

あー でもやっぱり声までは無理だよねぇ……」




ミホークの姿ではあるが、声は僕のままだ




ガ「ぶわっはっはっは

声と顔が合わなさすぎじゃ」




ガープさんが涙を流しながら大笑いする




ド「おい……今すぐどけ

不愉快極まりねぇ……」




ドフィが額に青筋を浮かべながら言う




貴「えー、ドフィが乗せたんじゃん」




ミ「俺からも……頼む」




帽子を深く被り、顎が胸につくほど顔を俯かせたミホークにも言われてしまう




ドフィも今にも爆発しそうなので、おとなしく膝から降りる




モ「キシシシシシ

なかなか面白い図だったぞ」




モリアがさっきのことを思い出しながら笑う




セ「いい加減にせんか！

とにかく、Aが他人に化けられることがわかったんだ

当然、火拳の代わりに処刑台にいてもらう」




貴「了解です

じゃぁ処刑までに火拳を見に行きたいな……」




元の姿に戻りながら言う




ガ「近々わしがインペルダウンに行くつもりじゃから

その時に一緒に来るといい」




貴「おぉ！ありがとうございます ガープさん」




.




〜クザン side〜




センゴクさんがAちゃんを戦争に参加させると言った




さらにAちゃんも協力する気満々だ




確かに今回の捕獲では、攻撃力の高い巨大化ができなかったせいかもしれない




だけどその巨大化ができても、万が一彼女に何かあっては遅い




Aちゃん個人の戦闘能力はとても高いわけではない




今度こそ俺が守れれば……っ

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