目覚めた先は… ページ33
誰かの話し声と物音で、私は意識を浮上させた。
生きてるの？
一体どうして…？
身体に違和感を感じて目を開けると、両手が後ろで錠で塞がれていた。
能力が使えないから海楼石か。
動こうとしたら右足にも海楼石の錠がつけられていた。
周りを見渡すと、どうやら牢の中らしかった。
もの珍しそうにこちらを見ている男が大勢いて驚く。
「…ここどこ？」
あいつらが誰かなんてどうでもいい。
今1番知りたいのはここがどこで、何で私は捕まってるのかという事。
男「…答える必要はない」
「私は何で捕まってるの？」
答えない男に内心怒りを募らせる。
でもここで怒るのは逆効果だ。
男「お前は…」
やっと口を開いた。
男「政府の人間か？」
「違う」
男「そうか」
それきり黙ってしまう男。
何か教えてくれるわけじゃないのね！期待した私がバカだった！
仕方なく周りの人間を観察する事で少しでも情報を得ようとしてみる。
牢の前にいるのは大半が20代〜30代の男で、時々10代の若い子が混じっている。
腰には全員が刀をさしている。ワノ国かと思ったけど、格好が違うし…。
中には胸元が変な形に膨らんでいる奴がいるから、多分銃を持ってる奴もいると思う。
男「名は何という？」
「サーシャ」
先程から私に話しかけている男は、30歳程で刀を二本さしている。
前髪がかかっている左目には大きな刀傷があり、長い髪をポニーテールにしている。
見た目的にはワイルド系。
私のタイプじゃない。
男「どうやってこの島に辿り着いた？この島に入るには厳しいチェックが入り、リストに乗る。しかし貴様はそれに乗っていない」
「何？言ったら信じてくれるの？あなた」
男「…聞くだけ聞いてやると言っている」
態度デカイわね…。
私は仕方なく事情を話した。
七武海のクマに飛ばされて気づいたらここにいたと。
男「七武海か…」
「信じてくれた？」
男「暴君の能力は聞いた事がある」
「へー」
どこで聞いたのかしら？
男「先程ここがどこか、と訊いたな」
「ええ」
男「ここは…刀と銃の国。“ムッシーナストラナー”。貴様が捕まっているのはここの法に触れているからだ」
法？
海賊だから他の所でもそうだけど…。
男「ここでは、刀もしくは銃を持っていない事は罪だ」
それで私は捕まってるのね…。
両方持ってないから。
…ん？
「私の身体調べたの？」
頷く男。
「誰が？」
男「…俺だが？」
「〜！」
声にならない言葉が発せられた。
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シュケル - 焔彩さん» もちろん！！楽しみにしてます！！ (2016年6月29日 20時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
焔彩(プロフ) - 楽しみにしていてください！ (2016年3月20日 7時) (レス) id: 5e6d9dd208 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» ヒロインとハルタが本気で戦うとすれば凄まじい戦いになりますね！！青雉と赤犬の決闘のように！！！！ (2016年3月20日 5時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» 本気で殺し合いですか！！！隊長達と麦わら一味のだれが戦うのか楽しみです！！！あまり見たくない光景かもしれませんが！！！ (2016年3月19日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» しかしヒロインには白ひげ海賊団に戻ってきてほしいですね！！個人的には！！！！ (2016年3月19日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2016年2月11日 22時
