全滅…？！ ページ32
蹴った瞬間、身体が砕けるような痛みが走った。
やっぱりこいつの蹴りを直撃したのが効いてる…！
黄ザルは、吹き飛んだけれど、すぐに態勢を整えた。
黄「戦鬼 サーシャ。まさかここまでやるとはね〜」
私は立ち上がるのも辛くて、地面にうずくまる。
黄「でも、所詮その程度。力がないなら救えるものも救えねえよ〜」
それでも私には…エース達を救えた。
別にいつ落としてもいい命。
だったらやる事は一つだろう。
「ふざ…けるな…！」
黄「そこでゆっくり見てな〜。仲間が殺られる所をさ〜」
そう言って再びゾロ君を押さえつけると、足を振り下ろそうとした。
ウソップ君の攻撃は覇気をまとってないからすり抜ける。
もうダメだと思ったその時。黄ザルの足を蹴り上げた人物がいた。
「レイ…さん…！」
レ「若い芽を摘むんじゃない。これから始まるのだよ。彼らの時代は」
とりあえずゾロ君は助かった。
だけど…一難去ってまた一難。
バーソルミュー・クマの姿。
…絶体絶命？
ウソップ君はゾロ君を連れてブルック君と逃げる。
レ「大丈夫か？サーシャ」
「大…丈夫…」
立ち上がると、私も走る。
その度に全身が悲鳴をあげているけど気にしない。
視線を彷徨わせて回りの様子を伺うと、ゾロ君がクマと対峙していた。
そして、次の瞬間目を疑った。
一瞬で…ゾロ君の姿が消えた。
何をしたの？
ウ「うわぁ！！ゾロォォ！！」
ル「…とりあえず逃げろ！ウソップ！ブルック！」
ウソップ君に的を変えたと思われるクマ。
ブ「逃げて下さいウソップさん！この命みなさ…」
ウソップ君を庇ったブルック君も、消えた。
何で…？
立ち尽くしてしまっていた。
その間にも、皆は追い詰められていく。
チョッパー君は暴走状態になって攻撃するけど意味なくて、サンジ君も向かっていくけど意味ない。
ドンドン…仲間が消えていく。
フランキー君も…ナミちゃんも…ロビンさんも…。
目の端から何かがこぼれた。
また…失うの？
大切に思えば思うほど…失わなくてはいけないの？
私はただ…。
ル「サーシャ！！逃げろ！！」
ルフィ君の声がひどく遠く感じる。
目の前にクマが来ても、動けない。
このまま死ぬの？
それとも…。
「ルフィ君…！」
伸ばした手は届く事はなかった。
気がつけば、意識を失っていた。
＊ルフィ視点
皆あいつにやられた。助ける事ができなかった。
伸ばされた手を掴めなかった。
「おれは…仲間一人も救えない…！！」
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シュケル - 焔彩さん» もちろん！！楽しみにしてます！！ (2016年6月29日 20時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
焔彩(プロフ) - 楽しみにしていてください！ (2016年3月20日 7時) (レス) id: 5e6d9dd208 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» ヒロインとハルタが本気で戦うとすれば凄まじい戦いになりますね！！青雉と赤犬の決闘のように！！！！ (2016年3月20日 5時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» 本気で殺し合いですか！！！隊長達と麦わら一味のだれが戦うのか楽しみです！！！あまり見たくない光景かもしれませんが！！！ (2016年3月19日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» しかしヒロインには白ひげ海賊団に戻ってきてほしいですね！！個人的には！！！！ (2016年3月19日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2016年2月11日 22時
