ビンクスの酒 ページ20
やがて、聞こえてきたのはよくモビーで聞いていた曲。
皆よく歌ってたな…。
それで歌詞まで覚えちゃったのよね…。
ロ「どこかで聞いたと思ったら…懐かしい」
「ロビンさんも？」
ロ「ええ」
昔の海賊はよくこれを歌ってたってオヤジもシャンクスも言ってたっけ。
「不思議よね」
ロ「何が？」
「歌１つにもたくさんの思い出がある。歌詞には色々な想いが込められている。一番簡単に人へ想いを伝えたり託したりできるものじゃない？」
ロ「…そうね」
すると、突然音の感じが変わった。
「ん？これって録音？」
ロ「みたいね」
ブルック君達の方を見ると、ピアノの上にルフィ君がいて、そばにオレンジ色の貝。
「あっ。あれって音貝じゃない？」
ロ「あら本当。よく知ってるわね」
「私も昔持ってた。戦利品として手に入れたのをくれたのよ」
本当はオヤジに頼んだんだ。
案外すんなり許可は出してくれたんだけど、マルコとイゾウともめた。
結局私が手に入れたけど。
ロ「モリアが…白ひげと言っていたけれど」
黙ってロビンさんを見つめる。
ロ「貴女、新世界にいた時関わったの？」
「内緒」
本当は彼の船の船員だった、なんて言ったらどんな反応してくるかしら？
まあ、私の口からは絶対言わないつもりだけど。
「…終わったみたいね…」
ブルック君のセリフがこちらまで聞こえてくる。
ブ「私、仲間になっていいですか？」
ル「おう。いいぞ」
ウ「さらっと…！」
ナ「入った…！」
ほんと…さらっと。自然の流れで。さも当然の如く。
ロ「また賑やかになるわね」
「賑やかすぎるのもどうかと思うけど…」
宴も終わり、いよいよスリラーバークから出発する事になった。
ロー「そうだ。ナミゾウ。これあげる。私のママのビブルカード」
ナ「ビブルカード？何？それ」
「新世界にあるものよ。私は持ってないけど…」
お兄ちゃんには作れって言われたけど、結局作らなかったのよね。
今思えば作らなくて正解だった。
ロー「これは別名命の紙と言われていてね。持ち主の生命力を表すのよ」
ナ「ねえルフィ。あんたアラバスタで…」
ル「エースにもらった奴だ」
ルフィ君が出したビブルカードは結構大きかった。
それは、僅かに動いていた。
これでエースの居場所が分かるわけじゃないからなぁ。
会ったら即戦闘の気がするけど。
「二人とも大切にしなきゃいけないのよ？それ」
海軍や世界政府に渡ったら大変だからね。
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シュケル - 焔彩さん» もちろん！！楽しみにしてます！！ (2016年6月29日 20時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
焔彩(プロフ) - 楽しみにしていてください！ (2016年3月20日 7時) (レス) id: 5e6d9dd208 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» ヒロインとハルタが本気で戦うとすれば凄まじい戦いになりますね！！青雉と赤犬の決闘のように！！！！ (2016年3月20日 5時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» 本気で殺し合いですか！！！隊長達と麦わら一味のだれが戦うのか楽しみです！！！あまり見たくない光景かもしれませんが！！！ (2016年3月19日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» しかしヒロインには白ひげ海賊団に戻ってきてほしいですね！！個人的には！！！！ (2016年3月19日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2016年2月11日 22時
