蜘蛛 ページ1
ようやく建物の感触を足に感じてホッとしたのもつかの間で気づけば蜘蛛が糸を使って登ってきていた。
それは意外と固かった。
柔らかくないのね。
フ「戦えるか？」
「と、当然でしょ」
そう答えるとフランキー君はヌンチャクを手に持って建物の方に行ってしまった。
「フランキー君？！」
一人にしないで…！
そう思ったらすぐに戻ってきてくれた。
もう。何なのよ！ちょっと不安になったじゃない！
ロ「それ…」
フ「柱にヌンチャクを装着した」
だから強くなるの？なわけないわよね。
床を強く蹴り蜘蛛に向かっていく。
本当は嫌だけど！
相手は糸を出してフランキー君を押さえつけた。
私の体は当然通り抜ける。
蜘「何だ？！」
「虫に教えるわけないでしょうが！！」
今、顔すごいと思う。
怒りで…。
ロ「あっ！」
ロビンさんの声で振り向くと、チビっこい蜘蛛に捕まってた。
「ロビンさん！大丈夫？！」
ロ「え、ええ…」
蜘蛛…蜘蛛かぁ。
でもロビンさんを助ける為には…殺るしかない！
ブ「ヨホホホホ。失礼しますよ」
ブルック君の声がしてそちらを見ると、剣をしまおうとしていた。
よく見ると蜘蛛は苦しんでいる。
「え…？」
フ「何しやがったんだ？あの黒いのは…」
ブ「あれこそゾンビの魂！さあ帰りなさい！主人の元へ！」
黒い何かは上空に飛んでいくとどこかへ行ってしまった。
ブ「大丈夫ですか？」
フ「お、おう」
「一体何を…？」
ブ「その糸は力には強いですが炎には弱いので」
フランキー君が炎で溶かす。
簡単に溶けるのね…。
ロ「一体何をしたの？」
ロビンさんの問いで話し始めたブルック君。
途中途切れたりしたけど取り敢えず話をまとめると。
ゾンビには影が入っていてそれのおかげで動いている。
そして強いゾンビを作るにはより懸賞金の高い人間が狙われる。
ゾンビは悪魔の実の能力で活動しているから塩に弱い。
そして、影を盗られるとしばらく動けなくなって、その人は海に流される。
ただし影の主が死ねばそのゾンビも死ぬから影の主が殺される事はない、と。
「じゃあルフィ君達も殺される事はないって事ね」
一安心する。
ブ「しかし油断はいけません。さっ。早く船に戻ってお仲間を」
フ「その前に一つだけ聞かせろ。お前はなぜ…」
フ「おれあいつ好きだぁ！」
階段を登りながらフランキー君が号泣している。
「はいはい」
近くにウソップ君達の気配があるから私達は今そこに向かっていた。
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シュケル - 焔彩さん» もちろん！！楽しみにしてます！！ (2016年6月29日 20時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
焔彩(プロフ) - 楽しみにしていてください！ (2016年3月20日 7時) (レス) id: 5e6d9dd208 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» ヒロインとハルタが本気で戦うとすれば凄まじい戦いになりますね！！青雉と赤犬の決闘のように！！！！ (2016年3月20日 5時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» 本気で殺し合いですか！！！隊長達と麦わら一味のだれが戦うのか楽しみです！！！あまり見たくない光景かもしれませんが！！！ (2016年3月19日 17時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
シュケル - 焔彩さん» しかしヒロインには白ひげ海賊団に戻ってきてほしいですね！！個人的には！！！！ (2016年3月19日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2016年2月11日 22時
