9話 ページ10
ASide
こ「あ、でもその前にお腹すいたかも」
り「おれもー」
るぅとくんも食べてないって言ってたし……
みんな図々しいな?!
『私ん家食材全然ないけど』
る「じゃあ皆で買い出しでもいく?」
り「それいいね!」
こ「たぴとつーちゃん同じ部屋でお留守番させて大丈夫?」
『空き部屋あるからそこ使う?』
暑いけど扇風機あるから大丈夫だよね?
お水も置いていくし
こ「じゃあたぴそっちの部屋行かせるからちょっと待ってて!」
私はころちゃんに空き部屋の場所を教え、水を入れたお皿を預けて、出かける準備をする。
スマホと財布と言う最低限の荷物をるぅとくんのカバンに入れて貰ってドアを開ける。
る「うわ、あっつ……」
り「やば、熱中症になりそー……」
バタバタという音が後ろから聞こえてきて、ころちゃんがやってきた事がわかった。
みんなが外に出たのを見て家の鍵をしめる。
『ほんと暑いねぇ〜』
る「ねぇ〜」
り「俺オムライス食べたい!」
『じゃあ今日の朝ごはんはオムライスで決定〜!!』
こ「じゃあ昼はそうめんで!!」
る「じゃあ夜はハンバーグで」
『わかったよ……食材費は割り勘ね!!』
いや別にいいんだけど、この人たち私に3食作らせる気なのね?
その図々しさちょっと尊敬するんですけど……
ちょっと失礼なことを考えながら歩いているとあっという間にスーパーについていた。
中に入るとクーラーがガンガンに効いていてとっても涼しい。
『めっちゃ涼しい〜〜!!!』
り「ねー!!涼しいー!」
順調に買い出しを済ませてスーパーから出るとやっぱりめっちゃ暑かった。
さっさと歩いてさっさと家に帰ってきた。
だけど私はゆっくり出来ないんだよなぁ〜!!
『先に3人でマリカやってていいよ』
り「いいの?!やったぁ〜!」
こ「じゃあやろー!!」
る「ありがとね、Aちゃん」
るぅとくんしか感謝してないのなぜ?!?!
昔はころちゃんとかめっちゃ礼儀正しかったのにな……
まぁ仕方ないか!と自分に言い聞かせて早速オムライスを作り始める。
しばらくして出来上がったオムライスを4人で食べる。
3人ともおいしいおいしい と食べてくれて嬉しくなった。
てかやっと私もマリカができる!!!
愛してるよ私のゲームちゃん!!
『早くゲームやろー!』
皆でごちそうさまをしてテレビ前に座ってコントローラーを握った。
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作者名:瀬。 x他1人 | 作成日時:2019年8月19日 9時