第11話 ページ12
貴女side
征十郎が部屋を出て数分。
身体の熱は増すばかり
それに、たった数分しか経ってないのに何でこんなに寂しくなるの？
一人の時間なんて今まで散々あったのに……
『せい……じゅうろ……』
不思議と涙があふれる
『一人に……しないで……征十郎……』
赤司side
僕がお粥を持って部屋に戻るとベッドで枕に顔うずめてAが泣いていた
赤司「A、どうした？」
『征十郎っ！！！』
僕が声をかけるとAはフラフラの身体でベッドから飛び出し抱きついてきた
『うぅ……ひっく……さみし、かったよ……』
そう。これも一つの目的。
脳が正常に働いていない場合、酷い孤独感を感じる。そこで僕が傍にいないとダメになる
全て思惑通りだ
僕は笑うの見られないようにAをギュッと抱き締める
赤司「大丈夫だよ。ここにいるよ。」
『うん……うん……』
少しは僕に依存してくれたろうか？
僕だけが依存するのは不公平だからね
僕が依存してる分、これからゆっくり依存させてあげるよ……A……
この時赤司が妖艶な笑みを浮かべていた事はAは知る由もなかった
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まいまい - あの、この作品ってもう更新しないんでしょうか？とても面白くて好きなので少し悲しいです (2020年7月26日 23時) (
レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます！！テスト期間なので終わったら一気に更新します笑 (2019年8月24日 13時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！！ (2019年8月24日 9時) (レス) id: df930624ce (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 黒猫*さん» ありがとうございます！！更新頻度遅いですがどうぞよろしくお願いします！！ (2019年7月12日 21時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫* - 面白いです！題名に惹かれて見てみたら、設定が凝ってるなぁ〜と思って興味が湧きました！高尾君との絡み、もうちょっと見てみたいです！余裕があれば、書いて貰えると嬉しいです！更新頑張って下さい！！ (2019年7月12日 20時) (レス) id: 0829400958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月･風花 | 作成日時：2019年7月8日 21時
