東京喰種.Hel (ページ10)

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8話ページ10

そういう風に思っていたら事実は小説よりも希なり｡どういうことだかあの青年とまた関わることになるのだった

というのもたまたまあんていくに行こうと裏路地を通ったらこの前いた青年とラビットのお姉さんが言い争いをしており一方的に青年のほうが殴られているの目撃しただけだが

｢喰えよ｣

｢私が化物ならアンタはなんなんだよ｣

｢平和な生活はどうだった？｣

｢すてが最悪？ッざけんな｣

｢だったら私は...生まれたときから最悪ってワケ...？｣

うんラビットのお姉さんつよい

あの子カワイソーだな。どーしよッ、止めるか

『ハーイ、お二人さんストっーぷ』

アニメでいったらここはヒーローの登場みたいな感じで行くんだろうけどわたしの登場セリフは全く緊張感のないものだった

というか二人とも私のいきなりの登場で驚いたのか目が点になってる

最初にラビット姉が噛み付いてきた

｢......ハッ？なんなんだよアンタ？部外者のくせに邪魔すんじゃねぇーよ！｣

うんそうくるよね、でもね私も一方的な暴力は見過ごせないな｡なんたって平和主義者だからね
(嘘)

『まぁまぁ落ち着きなよ、流石の私も自分と似たような子をほおっておけるほど白状者じゃないからねー』

匂いでわかった

青年は半喰種化していたのだ

｢似たような子って...どういうことですか｣

鋭いね、頭がいい子は好きな方だよ

『簡単にいうと...説明するより見せたほうが早いか』

面倒だったので片目しか赫眼にならないことを見せてあげよう

ビキビキと右眼にだけ赫眼が現れてくる

『私も君と同じように隻眼の喰種、半喰種とやらだよ』

さて君は私を受け入れられるかな？