東京喰種.Hel (ページ6)

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5話ページ6

数時間後

｢...おいっ！シズル！その傷どうしたんだよ？！｣

アヤトが会った〝隻眼の喰種〟の話を聞いた瞬間飛び出していったシズルは誰が見ても重傷の傷を負って帰ってきた

｢アララ、ひどくやられたね｣

エトが面白そうに言ったためアヤトは睨んだ

｢でもやられた相手っていうのはアヤト君が言ってた隻眼の子でしょ？｣

シズルは否定はしなかった。ということはその喰種がやったことは間違いないだろう

｢ちょっと他の幹部あつめてくるね｣

｢待て、エト｡その隻眼をどうするつもりだ？｣

シズルはエトを呼び止めてすこし睨むような顔をした

｢きまってるじゃん。その隻眼を探すんだよ。アヤト君ならともかくシズル君までやられたんじゃ流石に黙っていられないでしょ｣

｢アイツに手を出すのはやめろ｣

｢なんで？あれー、もしかしてシズル君の大切な人なのかな？｣

エトはまた面白そうな顔をして尋ねたがシズルは不愉快そうな顔しかしなかった

｢とにかくアイツに手を出すのはやめたほうがいい。別にあんなやつのためなんかじゃない｡お前らのためを思って言っている｣

｢優しいーね。でも大丈夫だよ｣

エトは微笑んだような顔をするとアヤトと共に幹部が集まっているだろう部屋に向かった

シズルは傷を癒すために自分の部屋に行きベッドの上に横になった。幸い傷は塞がってきているものの完治するまで後１日はかかる

なんせあの女が容赦なく傷付けてきたのだ

｢テメェの好き勝手にはさせねぇ...

首洗って待ってろ...

クソ姉貴｣

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シズル

身長/165cm

年齢/100歳以上

容姿/肩より少し上ぐらいまでの黒髪をパッツンにしている｡女っぽい中性的な容姿

レートはSS＋でCCGからは九十九(つくも)と呼ばれている｡由来はアオギリとCCGが戦った際単独で準特等から一等捜査官をあわせて99人殺したから｡アオギリを大切に思っているため潰そうとする者には容赦ない

Aとは双子の姉弟だが二卵生だったためあまり似ていない。ある事をきっかけに姉を憎むというか嫌いになるようになった｡同じく不老不死