氷鷹家の長女 IV【あんスタ】 (ページ23)

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『～♪～～♪』

どこも、大変そうね

大丈夫なのかしら…返礼祭は

なずな「珍しいな、お昼にここにいるなんて」

『！なずな。クラスにいるとみんなが走り回ってるから静かに食べられないのよね……』

なずな「あはは……今はどこも返礼祭だもんな～」

『…あなたは、大丈夫なの？宗や、みかくんと』

なずな「どうにかする。あの子達まで巻き込まないように」

『そう。…みんな、大きくなっていくのね。おばちゃんは嬉しいわ』

なずな「1歳差だりょ！？！！！」

【返礼祭】当日

『……何、アレ』

零「～♪～♪」

敬人「～♪」

『零くんにお坊っちゃんに……薫、紅郎…？なーにやってるのあの人達は』

…まぁ、何か考えがあるんでしょうけど

敬人「！Aじゃないか」

『随分と楽しそうねぇ…後輩が愚痴るわよ～？？』

薫「わんちゃんとか大変そうだよね～ま、今回は試練だから…♪」

『ふーん？あなたも最近は真面目にやってるみたいね、薫』

薫「おっ真面目な俺は好き？惚れちゃった～？」

零「薫くん？？？？」

薫「な、なーんて……」

『ふふ、一生懸命な薫、好きよ。零くんの方が好きだけど』

薫「Aちゃああああん！！！！」

零「薫く～ん？？あとの言葉聞こえてないのかえ？」

くすくすっ『…みんな、いいな』

紅郎「？なにがだ？？」

『んー…輝いてるなって思って。進路も、着々とみんな決まっていってるものね』

敬人「……お前、まさか…まだ決まっていないのか？」

『…多分、休業してる女優業に戻るんだろうな～…って感じ。別に演じることは嫌いじゃないし……母さんから共演の誘いも来てるから。アイドル活動を続けてもいいんだけどね』

多分気の向くまま…流されるままにやるんだろう

それでもいいわ。みんなと一緒にいられるのなら

零「……」