*友達なんて* 【御幸一也】

STORY 34 ページ35

１時間経つ前に起きた



『そろそろ帰ってくるな…』



ガチャ…



来た



中「野球部って大変だよね〜」


モブ「ご飯三杯って…ハンパないよね〜」


モブ「あれ、お風呂って何時からだっけ？」


中「私達は八時から三十分間だよ」


モブ「あと二十分ぐらいじゃん！」



あと二十分か…準備しといてよかった



二十分後…



風呂へ向かい服を脱ぐ…




あ、アザが…




モブ「え…なにあのアザ…怖い」


モブ「あの子B組の日波っていう子だよね…」



という声がたくさん聞こえた

中本を見ると目を逸らされ、不気味な笑みを浮かべた



『はぁ…』



視線が嫌だったので睨んだ



モブ「っ！！」



顔を強張らせて早足で中へ入っていった


私も中に入る


体を洗おうとしたが触るとアザの部分が痛い…



『いっ…てぇ…』



なんとか堪えて洗い終わる

少し湯に浸かり

誰よりも先に風呂を後にした



髪の毛は短いのでタオルで拭きながら部屋に戻っていたら…



御「よっ！」



会いたくないやつと遭遇……無視しよう……



御「無視すんなw」


倉「お前、もう上がったのか？」



再び無視(-_-)



倉「質問してんだから答えろ」



拭いていたタオルを取られ頭をガシッと掴まれた



『見ればわかんでしょ』


御「早いなw」



早く帰りたい…この二人とは関わりたくない…


倉持から取られたタオルを取ろうとすると…



ヒョイ…



『なっ…(｀・д´・；)』


倉「取れるもんなら取ってみろ〜ヒャハハ！」



こんにゃろ…返せ！


必死に飛ぶと御幸にパスした



御「はっはっは〜お前、背小さっw」


『ぅ…』



お前らからすれば小さいかもしんないけど、女子からすれば普通だ！



『返せ…こんにゃろ…』


御「ん？聞こえないなぁ〜w」


『うざっ…』


御「ひっでぇw」


倉「そろそろ返してやろうぜ、俺らの風呂の時間なくなんぞw」


御「そうだな…んじゃ日波！」



軽くてをあげて答えた



御「あっ…早く髪の毛乾かせよ！風邪引くから！」




こいつは…親なのか？w

おかんなのか？w



そう思いながら部屋に戻った

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