【イナズマイレブン】［その２］一度目の人生終えたら転生したのだが？

78 アジア大会決勝 ページ28

今日のキャラバンでは冬花がいないので選手の隣に座ることになる




「隣、いいかな？」


隣には吹雪くんが座り、その隣に鬼道くんが座った。





「そういえば吹雪くんとゆっくり話したことないね〜。」


「そうだね。今度またゆっくり話そうか。」




そう言って笑っているとキャラバンが急停車した。


「あいてっ！」

「わっ！！！」



私は吹雪くんとお互いに頭をぶつけてしまった。


「イタタ・・・。ごめんんん・・・。」


「こちらこそ。大丈夫？Aちゃん。」


「私より吹雪くんだよ・・・試合あるのに・・・。」と言うと「大丈夫。こんなの試合に支障でないよ。」と微笑んでくれた。






それよりも急停車の原因だ。

秋ちゃんが古株さんの所へ行く。

道を見ると彼らがいた。








「カラスだ・・・。」



私は吹雪くんの肩に手を置いていたのを忘れてぎゅっと手を握ってしまった。


それを見て吹雪くんが心配して声をかけてくれたので、「大丈夫、ごめん。気にしないで。」と手を離した。





すると彼は外で「Aさん〜お久しぶりでーす。」と叫んだ。





「A、お前の知り合いか？」と円堂くんが尋ねたが、それを飛鷹くんが割り込んで答える。





「いえ、キャプテン。奴らは俺と昔関係があった奴らで、Aは関係ありません。」



そう言うと飛鷹くんはキャラバンの窓を開けた。









「お久しぶりですねぇ。飛鷹せェんぱ〜い。


今から大事な試合らしいじゃないですかァ。だから応援に来たんですよ。



ほーら。先輩に世話になった連中もこんなに集まってくれましたよ〜」







「Aちゃん。後ろの方にいてよう。」



吹雪くんに言われて後方の席に着く。





「面白くなって来たなあ。」


後ろの席に移ると隣には不動くんがおり、彼はなんだか楽しそうだった。





その時飛鷹くんの後輩のスズメくんたちが助太刀に来てくれて



なんとか大事にはならなかった。

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