ボカロのキャラと恋をしよう!! (ページ3)

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気付いた想い、揺れる心情…。ページ3

あれから１日たって、今日学校で何度かあったけど…
本当にモテるってことは分かったし、ちゃんとファンも巻いた。
学校も終わったけど…
いくらお礼とはいえ二人きりでカイトセンパイの家にいるとかありえなくない!?
ってか、１人暮らしだったんだぁ…

カイト：狭いけどゆっくりしてって♪
A：はぁ…
カイト：あのさ、昨日のこと…昨日のうちにお礼できなくてごめん。
　そんでさ…名前知ってたのは、…
A：なんですか？
カイト：みんなが美人って言ってたんじゃなくって、俺が一目惚れしたんだ。
　だから言うけど、俺は、君が…好きなんだ。付き合ってくれ。
A：えっ!??

　真っ先に、レンセンパイの顔が思い浮かんだ。
　私は混乱し、思わず
A：はッ…はィ!?
　と、言ってしまった。
　カイトセンパイはミクが好きな人なのに…付き合うことになってしまった…。

ミクにはもちろん正直に打ち明けた。
A：混乱してて…間違って言ったことだから、ミクが望むなら撤回しないけど、私は撤回するつもりだよ?
ミクはこう言った。
ミク：Aは、カイトセンパイの事…好きなの?
A：そこなんだけど…私ね?カイトセンパイに告白されたとき、真っ先に鏡音レンって言うセンパイを思いうかべたの。これって、多分私、レンセンパイのこと好きなんだと思う。だから、…
ミク：なぁに？
A：撤回する時、一緒にミクにも来てほしいの。そこで、『私なんかより、優しくて友達想いな、魅力的な女の子だよ』って…紹介すれば…
ミク：Aだって十分…ともだち想いだよ…

　声を震わすミクの頬には、…涙が流れてた。

ミク：でも…ね？スグそのことを話したら、カイトセンパイがキズつくと思うの。だから…もうチョット…経ってから…

A：ミク、ホントにカイトセンパイが好きなんだね…。
　応援するよ、でも、私の恋も応援してね？

ミク：…うん!!