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洗い物は、好きだった。
面倒かもしれないが、私は好きだった。
嫌な事を洗い流してくれる気がする。
やってるの自分だけど。
今まで、莫大な量を洗って洗って洗いまくった。
だから、家とかで洗い物をする時間が好きだった。
…過去系になってるワケを話そう。
ーこんな場所で落ち着いて洗い物を出来る訳が無いんだ。
なんて言うか装飾品とかを洗い流してやりたいぐらいだ。
落ち着かない〜落ち着かない〜…
洗ってる皿も絶対割れないようなモンばっかりじゃないかよーぅ……
1人ソワソワしながら皿を洗っていると、なんか随分遠い所から声が聞こえた。
「奥様！若奥様！」
なんだ、メイドさん居たんだ、教えてくれればいいのにと思いながら洗い物を再開させると、声がだんだん此方に近づいてる事に気付いた。
「若奥様！」
現れたのは、無茶苦茶綺麗な女の人。いやメイドさんだから当たり前か。
何より目を引いたのがその金髪。いやブロンドの髪。
地毛の色。
嘘ォ。←
メイドさんは肩を上げ下げしながら言った。
「若奥様……洗い物は、私が……！」
「若奥様じゃ無いんですけど」
「若奥様、後は私がやりますから」
「スルーなんだ」
「お紅茶入れますか？」
「いや特に」
「ご入浴は？」
「後でいいです」
「それともワ」
「言わせねーよ！？」
「さすが若奥様」
なんだこのメイドさん。
「名前は？」
「メイドです」
「いやそれは知ってる」
「私は、ピットインと申します。以後お見知り置きを」
「時代劇好きですか」
「いえ特に」
「もしもし？」
ピットインさんか。
話が噛み合わないけど、多分、いや確実にいい人だ。
いい人過ぎて色んな物が空回りしちゃってる人だコレ。
とりあえず私は洗い物をピットインさんに任せて、お風呂が沸くまで部屋で待つ事にした。
ラッキーアイテム
革ベルト
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さくまどろっぷす(プロフ) - 更新。 (2013年6月21日 22時) (携帯から) (
レス) id: 37a80ee47e (このIDを非表示/違反報告)
さくまどろっぷす(プロフ) - おーぉ！久々にここ来たな！よし、頑張るか！あんま人気ないけど！← (2013年3月28日 21時) (携帯から) (レス) id: 37a80ee47e (このIDを非表示/違反報告)
マコト(プロフ) - 更新頑張ってね!(^^)!応援してるよ★ あと、ローズオチの小説やってるから見に来てほしいな★ (2013年1月28日 20時) (レス) id: 58a7ec40b7 (このIDを非表示/違反報告)
さくまどろっぷす(プロフ) - しのさん» ありがとうございます！また月曜日が始まりますね…はぁ← おやすみなさいです(笑) (2013年1月27日 23時) (携帯から) (レス) id: 37a80ee47e (このIDを非表示/違反報告)
しの(プロフ) - 市丸かわいい(´･ω･`)初っ端とのギャップに萌えそうです。更新頑張ってください！ (2013年1月27日 22時) (レス) id: f81f10ec00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくまどろっぷす | 作成日時：2012年12月15日 17時
