学園の白百合 (ページ10)

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８話ページ10

朱桜司 side

｢皆さんこんにちわ、アリス学園の初等部校長、久遠寺です｣

小さな子供にしては凄く大人で落ち着きのある身の振る舞い

なんなんでしょうか、この方は

久遠寺｢突然で申し訳ございませんが、夢ノ咲学院のアイドル科に通う皆様をアリス学園にご招待させて頂こうと思いお話をしに来ました｣

久遠寺｢突然で、皆さん混乱していると思います。

アリス学園の生徒の大半は学園外の空気を吸ったことがなく、毎年学園外の学生との交流授業が開催されています

今回、夢ノ咲学院アイドル科の皆さんをご招待させて頂いた理由としては、皆さんとても優秀で好成績を残していると聞いたので是非ともアリス学園の生徒達と交流し、アリス学園生と共に成長して言ってほしいと思い招待させて頂きました｣

椚｢よって、これからアイドル科そしてプロデュース科の生徒は本日よりアリス学園で半年間の合宿を行います｣

椚先生の話が終わると、不意にあの人と目が合った

────久遠寺初等部校長

ーー(こんにちわ)

っ！？

なんです、これ！？

直接脳内にVoiceが…っ

この声……あの人のっ

ーー(これでやっと…あの子が…私の手に入る)

間違いありません…っ

でも、どういう…！？

ーー(思う存分、私を楽しませてくれ)

ーーーーー(朱桜司くん)

このVoiceを最後に、私の意識は途絶えました。

｢スーちゃん…っ！！！｣

．