〜第四十話〜 ページ44
A「っ・・・・・つ！！」
傷跡から出る血を水道の水で流す。
教室でもあんな暴力を振られて、ここでもとなるときついか・・・
A「戻らなきゃ・・・」
そんなことを言いながら絆創膏を貼っていた時だった。
誰かが近づく音がして振り返ると、
A「・・・幸村」
あっちも私の方を見て驚いたようだ。
でも、そんな顔も一転して冷たい表情へとすぐ変わった。
そして、私はまずい。と直感した。
包帯が血でにじんでいる。
A(また、傷が開いた・・・！！)
私はそれをいそいで外して巻こうとするが幸村に見られてしまった。
幸村「＿＿＿＿＿＿＿＿＿待って。
その傷は・・・・・・・・・・何？」
A「・・・・・・これは、あんたたちにやれれた傷だけど？
何を今更言ってるの？」
幸村「ふうん・・・」
そういって無言になった。
私は包帯をすぐに新しくするとその場から逃げた。
A「ばれて＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ないよね？」
・
・
・
・
・
幸村「・・・・・・何をいってるんだ俺は。」
あの傷が刺し傷に見えたからって。
あの包帯があの日から巻いてあるものであるからって、
桃園さんにやられたんじゃないかと思うなんて。
仲間を信じろ。しっかりしろ、精市。
お前はあいつに甘すぎる。
もっと重い＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
そう、今までよりも重い罰を与えなければ。
・
・
・
・
・
〜切原side〜
切原「そん・・・な」
先輩が教室でもいじめを受けている？
そんなんじゃ・・・先輩の体が持たない！！
さっき昨日よりはるかにあざの数が増えていた先輩を思い出すと、苦しくなる。
切原「先輩、どうすれば・・・どうすれば・・・！！」
仁王「・・・俺たちは、俺たちは自分たちのやるべきことをやるだけじゃ。」
切原「・・・はい。」
でも、そんなんでいいのか？
そんなことしている間にも先輩は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
切原「くそっ・・・」
拳を握りしめて立ち尽くす。
それしか俺にはできなかった。
そして、この時は知らなかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿あんなことが起こるなんて。
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ぱぴこ(プロフ) - ゆきりさん» ありがとうございます！お互い頑張りましょー☆ (2013年11月19日 0時) (
レス) id: 26ce055470 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきり(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2013年11月18日 22時) (レス) id: 1d938e8171 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - azamiさん» すみません！この前のコメ、人違いでした！！間違いもありますよーｗ大丈夫です！ (2013年11月9日 22時) (レス) id: 6e94908d80 (このIDを非表示/違反報告)
azami(プロフ) - 何かｗ読み間違えして教室でもいじられてるって読んでしまったｗそして爆笑してしまったごめんなさいｗｗ (2013年10月14日 21時) (レス) id: 58f7b695db (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - ぱぴこさん» いえいえ〜＾ おう！ かもねww (2013年10月3日 19時) (レス) id: abdbd63815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぴこ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/badlove0111
作成日時：2013年2月11日 22時
