〜第三十七話〜 ページ41
幸村「・・・ふう」
練習がひと段落つき、俺は顔を洗いに行くことにした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿今日もあいつは来るのかな？
そしたら、どうやってこらしめようか。
そんなことを思いながら歩いていると桃園さんがいた。
彼女は包帯を取っているようだ。
幸村「・・・・・・・くそっ」
本当に申し訳ない。
俺のせいで彼女は・・・
ｶﾞﾀｯ
桃園「ゆっ・・・ゆきむらくぅん！？」
彼女は俺がいたことに気付かなかったようで驚いて手を後ろで組んだ。
・・・あれ？今、傷なんてあったか？
桃園「ど、どぉしたのぉ？」
幸村「いや、心配になってね・・・」
桃園「そっ・・・そうなの？？ありがとぉ〜♡
・・・いたっ」
そういって彼女は包帯を巻きなおした。
そのしぐさで心が痛む。
幸村「・・・悪いね。俺の不注意のせいで。」
桃園「いいのぉ。それより・・・
Aちゃん、まだ部活来てるんでしょぉ？
・・・私、怖くてたまらないのぉ。」
そういって俺の服の裾をつかんできた。
幸村「・・・もう、来れないようにするよ。」
桃園「ほんとぉ！？うれしぃ！！ありがとぉ〜」
そういって彼女は抱き着いて来ようとしたが、避けた。
幸村「じゃあ、練習に戻るね。」
・・・やっぱりさっき見たのは間違えだったんだな。
桃園さんはケガを負った。
それは、俺のせいだ。
・
・
・
・
〜Aside〜
A「ふう・・・」
体の節々が痛い。
まあ、それでも学校は来ないと。
じゃなきゃ計画が意味をなさない。
A「・・・教科書。」
ｺﾞｿｺﾞｿ･･･
A「・・・ない？」
そう思ったら前の席の人がこっちまで歩いてきた。
女子「もしよかったらこれ、貸すよ！！」
A「・・・ありが・・・・・・」
教科書を開く。
『バーカ』
『死ねよ！！』
『ゴミ』
『美人だからって調子のんな』
・・・よく見たらこれ、私の教科書だし。
女子「なーんてね。お前、調子にのりすぎなんだよ。」
女子２「ミミちゃんを傷つけるとかまじさいてー」
男子「帰れよ！！クズが！！」
男子２「美人でもさすがになー・・・」
周りの奴らが騒ぎ立てる。
ああ、五月蠅いな。
でも＿＿＿＿＿＿＿＿＿
A「・・・これで、みんなに嫌われた」
ﾆﾔﾘ
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ぱぴこ(プロフ) - ゆきりさん» ありがとうございます！お互い頑張りましょー☆ (2013年11月19日 0時) (
レス) id: 26ce055470 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきり(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張って下さい！ (2013年11月18日 22時) (レス) id: 1d938e8171 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - azamiさん» すみません！この前のコメ、人違いでした！！間違いもありますよーｗ大丈夫です！ (2013年11月9日 22時) (レス) id: 6e94908d80 (このIDを非表示/違反報告)
azami(プロフ) - 何かｗ読み間違えして教室でもいじられてるって読んでしまったｗそして爆笑してしまったごめんなさいｗｗ (2013年10月14日 21時) (レス) id: 58f7b695db (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - ぱぴこさん» いえいえ〜＾ おう！ かもねww (2013年10月3日 19時) (レス) id: abdbd63815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱぴこ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/badlove0111
作成日時：2013年2月11日 22時
