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『ご馳走様でした。』
食べ終え、皿を部屋の外に置く。
それを弓弦さんが持って行って、片付ける。
いつもこれの繰り返しだ。
以前、
『大変でしょ?私も手伝うわよ。』
と言ってみた。
すると、
「いえ、大丈夫です。これくらいのことは1人でできて当然でございますので。」
と返された。
これ以上言っても無駄だと思ったので、諦め
て、もう何も言わなくなった。
『さてと、桃李くんの部屋に行こうかな。』
廊下を歩いて、少し離れた桃李くんの部屋に向かう。
部屋のドアは閉ざされていた。
『すごい静かだな〜。本当にいるのかしら?』
ノックをし、声をかけてみる。
コンコンコン
『桃李くん?入ってもいい?』
桃「A・・・?」
『うん、そうだよ。』
桃「入っていいよ。」
『失礼します。』
入ってみると、まだ昼ご飯を食べ途中の桃李くんがいた。
『あれ、まだ昼ご飯食べてたの?』
桃「うわぁぁ、A助けてよ〜!」
『どうしたの?』
桃李くんの皿を見てみるとら綺麗に野菜だけ残されていた。
『あ、あぁー・・・。』
大体の事情は察した。
大方、弓弦さんが桃李くんに野菜を食べさせようと色々となにかしたんだろう。
?「おや?A様がこんなに早く来るとは想定外でしたね。」
桃「げ、弓弦・・・・・・!」
『やっぱり。』
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作者名:するめ | 作成日時:2022年4月4日 11時