狂.愛.鎖【おそ松さん】【おそ松】

似合ってルネ ページ8

おそ松｢ほら、着替えよウナ？｣





A｢一人で…着替えさせてください…｣





おそ松｢ショウガナイナァ…可愛いAの為だ。許してあげるカ…｣






おそ松は私に着替えを渡し部屋から出ていく。






部屋の扉が閉まるとｶﾞﾁｬｯと音がする。鍵が閉められたのか。





でもそれは好都合。







今のうちに逃げよう…






私はさっそく部屋から逃げれる所が無いかと探す。






しかしどこにもない。






あるのは…窓。しかし柵がある。






頑張れば…取れるかな…






私は自分そっくりのマネキンの台を取りその柵にぶつける。





だめだ…取れない…





おそ松｢何の音〜？？｣






ぶつける音で不思議に思ったのだろう。おそ松が少し低い音で聞いてくる。






A｢ちょっと転んじゃっただけ！！｣






どうしようか…






私はもうここから逃げられないと思い俯く。





すると俯いた先に私がギリギリ入るくらいの通気口があった。






ここから…逃げれるかな…






A｢…｣







私は意を決して通気口の蓋を開け入る。








A｢ぅ…きつい…｣







でも…






ここから逃げれれば…私は…私は…









自由になれるんだ。

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