２２話 二人を ページ24
珍しく家族全員非番で久々に家族団らんを楽しんでいたところだった。
サスケとは同い年なのに僕だけが先にアカデミーに行くと言ったらサスケは傷つかないかな？
プライド高いから。とか思ってるうちに1日終わって
明日には三代目様に返事を言わないといけないので今ここで言おうと俺はけっしんした。
『あのさ！みんなに言わないといけないことがあって。』
「ああ、例のことか。ヒルゼン様から手紙は頂いている。」
『俺、サスケとは2年早いけどアカデミーに行こうと思う。』
「え、兄さんだけ。なの？？」
『三代目様に俺の噂が入ったらしくて。それで』
「俺だって！アカデミーに早く入りたい！！」
「サスケ、お前は兄さんとは違うんだ。ヒルゼン様はお前ではなくAをとおっしゃっているのだ我慢しなさい。」
あわわわ、サスケがひねくれてまううぅぅぅ。
『サスケ！！甘ったれるな。俺に追いつきたいのなら修行をもっと詰んで、自分の身を自分で守れるようになってから来い。俺は一足先に行くだけだ、お前なら2年の差ぐらいすぐ追いつけるだろ？？』
サスケは、ぐぐっと何かを堪えて小さく頷き
「俺、もっと頑張る。」
強い目だった。今日もうちの弟の顔がいい。
『おう！がんばれ！！』
イタチ兄さんと母さんはそんな俺たちを穏やかな眼差しで見ていた。
よし、これで明日三代目様に返事を言える！！
なんとしてでも。イタチ兄さんとサスケのことは守る。
俺がイタチ兄さんに変わってでも。俺はこの二人の幸せを守らなければならない。
明日が楽しみだ。
俺は食事を終えるとサスケとイタチ兄さんと縁側で月を眺めながらデザートのメロンを食べていた。
「A、もしアカデミーで二個上のやつに喧嘩をふっかけられたら。意地でも相手にするな。お前の能力なら手加減なんて簡単だろうがむやみに他人と闘わず。自分を認めさせなさい。わかったね？」
いつになくイタチ兄さんは真剣な眼差しだった。
そしてゆびきりげんまんをした。
「サスケ、お前はもうすこし俺との修行をがんばるぞ。あまり時間が取れないけど自主練できるだろ？」
「わかってるよ。」
サスケは照れくさそうに言った。
俺は、この二人が大好きだ。守りたい。
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日下部(プロフ) - カイトさん» ありがとうございます！地道に頑張ります。 (2020年11月30日 2時) (
レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続き面白いです！応援しています！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 続きをかいてください！ (2020年10月10日 21時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - 茶々丸さん» 楽しみにして頂いてありがとうございます！とても嬉しいです！！ (2020年8月29日 22時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸 - この小説めっちゃ好きです！兄弟っていいですね！続き待ってます！！！ (2020年7月26日 9時) (レス) id: e8b7734ba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日下部 | 作成日時：2019年9月25日 21時
