45days ページ47
カノンSide
「さて、進化出来る子はしちゃったし、次行こうか」
ダブルバトルを終えた私達は、次の目的地へと向かう事にした。
「因みに、次は何処？」
「うーん・・・真っ直ぐ行けばショウヨウシティだけど・・・」
その時、まるで私の言葉をさえぎる様に、腕に着いているホロキャスターが鳴り響いた。
「ん？誰だろ」
ホロキャスターを起動させて、届いたばかりのメールを見る。
『カノンとフィーネだな？今すぐコボクタウンのポケモンセンターに来るんだ』
それだけで、メールは閉じてしまった。
「・・・何これ」
「悪戯メール・・・かな？」
私がジト目でホロキャスターを見つめて、フィーネは苦笑いを零した。
「取り敢えず、行ってみようか！」
「え、だからフィーネ。君は警戒と言うものを・・・って、行っちゃった・・・」
『警戒と言うものを覚えよう』と声を掛けようとした時、既にフィーネの姿は無かった。
本当に時々凄い速さで動くんだから・・・
と、渋々そう思いながら、スケボーを手に取った。
スケボーに乗って、フィーネを追いかける。・・・フィーネは既にポケモンセンターの前にいた。
「入ろう！」
「だ、だから待ってって・・・はぁ・・・もういない・・・」
ため息を吐いた時、フィーネがポケモンセンターから出て来た。
「早・・・」
「カノン！こんなのが届いてたよ！」
と、無邪気に笑いながら私に箱を差し出す。・・・何入ってるんだろう
「開けてみようよー！」
「いや、爆弾とか入ってたらヤバイでしょ。」
「いや、それは無いと思うよ？」
私の意見を無視しながら、フィーネは箱を開けて行く。・・・中には、水色の腕輪と、ピンク色の腕輪があった。
「え、何これ・・・」
腕輪には、虹色に輝いている石が埋め込まれていた。
「わ、可愛いね！私ピンク貰っちゃうね！」
「え、ちょ・・・もう・・・まぁ、害は無さそうだし、お守りとして付けておこうか」
「そうだね！」
その言葉と同時に私達は腕輪を身につける。・・・なんなんだろーなー。と思いながら、私は腕輪に嵌めこまれている虹色の石を見つめる。・・・石の中には、何か何処かで見た事ある様な模様があった。
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
