40days ページ42
フィーネside
時間短縮、てことで私はローラースケート、カノンはスケボーで移動した。
「ねえ、ところでさ、どこに向かってるの？コレ」
横で浮かない顔をしているカノンに尋ねる。
「……みあれがれっと…」←
だけど帰ってきた返事はなんとミアレガレットだった。
「そんなに食べたかったの？じゃあ今度スタイリッシュ？になったとき買ってあげるからあ！」
「めっちゃ未来やん…」←
今度は何故か関西弁で返事が帰ってきた。
「なっなにゆえっ！？」←
茶番を交わしていると、道路に出た。
「えーとここは…5番道路？」
タウンマップで現在地を確認していると、青いポケモンが私達の目の前に駆け寄ってきた。
それは、テレビや本で何度も目にした…
「ええぇええぇぇえルカリオー！？」
ルカリオだった。
「ていうかカノン声大きい」
「すいません」
口では謝りながらルカリオを撫でようとするカノンを見て、溜め息を吐く。
「ちょっとルカリオ！！」
少し離れたところから、元気そうなポニーテールの女の子がルカリオを連れて、ローラースケートで走ってきた。
「大丈夫でした？」
その女の子は、綺麗な灰色の瞳で私達を見つめた。
「あ、トレーナーさんですか…？」
「はい！ルカリオ同士で特訓してたらいきなり…」
ふと隣を見ると、ルカリオ二匹の登場に目を輝かせていた。
「もう一匹のルカリオといつも張り合ってるから、強そうなトレーナーを探していたのかも…
あっ、ごめーん！自己紹介してなかったよね！私、シャラシティのジムリーダー、コルニ！」
ジムリーダーだったのか。戦うのが楽しみだなあ…！
「私はフィーネっていいます！戦える時を楽しみにしてます！」
「私はカノン。ルカリオ片方ください」←
「そ、それはちょっと困るかな…」
あはは、と苦笑いのコルニさん。
「貴方達がバッチを集めてたら、いつか戦えるよね！その時を楽しみにしてる！じゃーねー！」
コルニさんの後ろ姿は、何だか格好よく見えた。
ジムリーダーの威厳、ってやつなのかな…？
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
