3days ページ5
フィーネside
私はカノンちゃんを引っ張って、門を潜った。
そこには、カルム君と、サナちゃん、それから知らない男の子が2人いた。
「おーい！！」
「あ、フィーネさん。セレナさんは？」
サナちゃんが問いかける、私は後で来るらしいよ。とだけ言って、あいている席に座った。
「はぁー・・・」
私の隣で、カノンちゃんは深ぁいため息をつく。
「お疲れだね？カノンちゃん。体力無い方なの？」
「誰のせいだと思ってるの！？」
と、反射的に叫ばれる。私は何の事だかさっぱりわからなかった。
あっちはあっちで、セレナの事を話しているみたいだった。
その時、セレナが走ってやってきた。
サナちゃんはそれに気付いて、セレナに呼び掛ける。
「セレナさーん！こっちだよー！！」
サナちゃんは手をぶんぶんと振る。
それに気付いたセレナはこちらにやって来て、カルム君の隣へと座った。
「お隣さん、ここが待ち合わせ場所だよ。紹介するね、彼女はセレナ。そしてカノンの隣にいるのが、
その妹のフィーネさんだよ」
「へぇ・・・サナの言った通りだねぇ・・・」
と、ちょっとふくよかな人が言った。・・・何言われてたんだろ、私。
近くには居たけど、会話は耳に入ってこなかった。
「で、こっちにいるのが・・・パワフルなダンスが得意なティエルノに、テストはいつも満点、だけど控えめなトロバだよ」
えっと、ふくよかな人がティエルノ君、オレンジ色の・・・ちょっとだけ背が低い子がトロバ君らしい。
「よろしくね、ティエルノ君、トロバ君」
「よろしくねー！」
セレナが言った後、私もニッコリと笑みを描いて言う。
「オーライ！よろしくね！あのさ、仲良くなるために呼び捨てで呼んでいいかな？」
「別にいいよ〜」
「私も良いわよ」
ティエルノ君の提案に、私たちは乗る。まぁ、私は最初から呼び捨てでも別に構わないんだけど。
「ねぇ！早くパートナーになるポケモンに会わせて♪」
如何にも楽しみ！っていう感じのサナちゃん。思わず笑みが浮かんでしまう。
「・・・何笑ってるの？」
隣にいるカノンちゃんが不思議そうな顔をして訪ねてくる。
「だって、微笑ましいと思わない？」
「そうかな」
そっぽを向いて、ティエルノ君達の方を見るカノンちゃん。
「カノンちゃんは如何にも思わないの？」
「別に・・・あと呼び捨てで良いよ。あと・・・私も呼び捨てで呼んでも良いかな」
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
