35days ページ37
カノンSide
実は私、フラダリさんのことを知っていた。
カルムから聞いた。ホロキャスターを作ったラボのトップだって。
私はそれを聞いたとき、すごい人なんだな。と思っていた。
だけど、いざあったらそれはもう前言撤回。
「・・・あんな人だったなんて・・・」
私はボソリと呟く。その時、フィーネが首をかしげる。
「あれ？カノン、あの人のこと知ってたの？」
「・・・フラダリさんは、ホロキャスターを作ったフラダリラボのトップらしいんだ。
・・・でもあれ悪役でしょ。ゲームで言う黒幕が言うことでしょ。ほら、よくない？
仲間だと思っていた人が敵だったり」
「あー・・・って、カノン、ゲーム好きなんだね・・・」
「以外にやりこんでるよ」
そのまま出ていこうとしたら、カルムたちが現れる。
「カノン、フィーネさん、それとお隣さん。カフェソレイユ行かない？」
「え？なんで急に？」
セレナが首をかしげる
「話したいことがあるんだ。」
「でも、なんでソレイユ？」
私は首をかしげながら問い掛けると、カルムは薄く笑いながら言った。
「カノン、ソレイユのケーキセット好きだろ?」
「あ、なるほど」
納得したわ
流石私の兄。私の好みをよくしっている。
「先に行ってるよ」
と、力ルムは走り去って行った。
セレナはそれを追いかける。
「力ルムさんの話したいことって、なんでしょう?ホロキャスターでは駄目なんでしょうか?」
トロバが呟く。そのとき、ティエルノが慌てて出て来た。
「カノン、フィーネ!!!ごめん!!ずっと忘れてたよ!」
「?なにが?」
フィーネは首をかしげた
すると、バッグから、赤い四角い見たことが有る物をとりだした。
「これ！！ポケモン図鑑！」
「「えっ」」
見事にフィーネとハモった。
私はすぐ受け取って、ティエルノにチョップを繰り出す
「痛っ」
「何ではやく渡さない」
ティエルノに説教しようとするけど、フィーネに止められる
「ね、ねぇ速く行かないと………」
「はッ！？わ、忘れてた！！2人共、またね！！」
フィーネと共に力フェ・ソレイユに向かった。
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
