34days ページ36
フィーネside
バトルを終えて、一階に降りると、ジーナさんと凄い髪がt…ごっほんごほん。個性溢れる髪型の人が一階にいた。
ジーナさんに呼ばれて二人に歩み寄ると、す…赤い髪の毛の人は話し始めた。
「ほう！君が博士から図鑑を…すばらしい！実にすばらしいことだよ、選ばれた者だね！わたしはフラダリ。輝かしい未来のため、ポケモンのことを究めようと、プラターヌ博士からいろいろ教わっています」
図鑑、というワードに首を傾ける。
私達は図鑑を持っていない。きっとセレナ達と勘違いしているんだろう。
他にも突っ込みたい部分はあるけど、とりあえず自己紹介した方がいいかな。
「えっと、フィーネです。よ、よろしくお願いします…？」
ああ、なんということだ。
髪型のせいで普通に自己紹介できない！！←
笑いを堪えながら＿＿初対面の人に、凄いこといっぱい言ってる気が＿＿カノンの方を見ると、
「…どうも」
素っ気ない態度で挨拶をしていた。
(初対面の人にはそういうのは…)
テレパシーできそうなほどカノンを見つめていると、だって…という顔をされた。
私達が目で会話していると、フラダリさんの目線がカノンの腕に止まった。
「おお！君の持っているそれはホロキャスター！！情報は大事ですからね、君も活用してください」
カノンはビクッとして手を引っ込めた。
「いいかね！この世界はもっとよくならないといけない！そのために選ばれた人間とポケモンは、世界をよりよくするために、努力せねばならないのです！」
おおう、ねつべん……。
フラダリさんは言い切った、と言わんばかりの満足顔でくるっ、と後ろを向いた。
「…では、プラターヌ博士によろしく伝えておいてください。」
ついに熱弁が終わったのか、と肩の力を抜くと、
「われは求めん！さらなる美しい世界を！！」
と叫んで何処かへ歩いて行った。
少しの間、沈黙が広がる。
「……何て言うか、」
先に沈黙を破ったのはカノン。
「the 悪者って感じのこと言ってたね…。」
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最近評価、お気に入り増えて嬉しいMomijiです！
あと、少しコメ欄が寂しいので、コメントもしていただければ嬉しいです！
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
