33days ページ35
〜大人の事情でバトルシーンはカット〜
カノンSide
「よっっしゃ！」
「うわ・・・カノンに負けるとか考えられないんだけど」
「失礼な！？ひどっ！！」
カルムのつぶやきに私は睨みつける。さて、フィーネのところも勝負がついたようだ。
「勝った！！」
「うー、負けちゃった・・・」
どうやら勝者はフィーネのようだ。・・・流石。まず、落ち着いて指示できたのかしら？←
なんでこんな心配しているかって？
もちろん、この前のフィーネの熱弁だ。
『でねー！その時イブが、体当たりをどーんっ！って！それで勝ったんだ！』
前にイブ1人で頑張らせていたからだ。
セレナのところは・・・セレナが勝ったようだ。
その時、博士が口を開く、
「セレナ！君は面白いポケモントレーナーだね！よーし！もう一匹ポケモンを選ぶといいよー！」
「えっ！？いいんですか！」
「うん！ほら、選んじゃってよー！」
まさかのセレナはカントーの御三家が１体当たるようだ。・・・すっごい羨ましいんだけど←
「フィーネ、進もうか？」
「え、あ、うん！」
「博士、私たちはこれで。失礼します」
「失礼しましたー！」
「気をつけて旅をするんだよー！」
と、博士は笑顔で見送ってくれた。それを確認したあと、私たちはエレベーターに乗り、一階へと戻る。
ドアが開いた瞬間、私たちの目には、変な形の赤い髪の男の人が写った。・・・それと、ジーナさん。あれ・・・どこかで見たような・・・。
「彼女達はカノンさん、フィーネさん。・・・ちょっとこちらにいらして」
「え、あ、はい！」
フィーネがトコトコとジーナさん達の元へ行く。私はそれを慌てて小走りで追いかけた。
「ほう！君が博士から図鑑を・・・すばらしい！実に素晴らしいことだよ、選ばれた者だね！わたしはフラダリ。
輝かしい未来のため、ポケモンのことを究めようと、プラターヌ博士からいろいろ教わっています」
輝かしい未来のため・・・ね。
「えっと、フィーネです、よ、よろしくお願いします・・・？」
「・・・どうも」
私、この人あんまり好きじゃないな。輝かしい未来のためって・・・ゲームで言う黒幕がいうことだから。
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
