30days ページ32
カノンSide
フィーネと話をしていると、ミアレシティの入口に白い服を着た男女が居た。
男性は、私達を見るなり口を開いた。
「君達は、フラベベというポケモンをご存知ですか？」
「ふ、ふらべべ？」
フィーネが居た地方にはフラベベはいなかったのかな。
私は不意に横を見ると、フラベベがうろついているのが目に入った。
「あれですよね」
私が指をさすと、男性は頷いた。
「そう。あのポケモンがフラベベです」
「フラベベは何と、フェアリータイプですのよ！」
さらに、男性はフェアリータイプの事を説明しようと口を開いた。
「フェアリータイプというのは、最近分類されたばかりのポケモンの新しい相性でｓ((「タイプの相性を見直すきっかけになりましたのよ！！」
「そ、そんなに大きな声出さなくても・・・」
フィーネ、つっこむところはそこじゃないでしょ。遮った方を突っ込むべきだと私は思うよ。
「で、あたくし達プラターヌ博士に頼まれて、フェアリータイプと他のタイプのポケモンを戦わせてましたの！」
へ、へぇ・・・としか言いようが無いよ・・・。フェアリーの弱点って、発見されているところだと、鋼と毒だよね。確か。
いやいや、それよりも。
「・・・貴方達は？」
私はちょっとしかめっ面で言う。男女は、そんな事も気にせず続けた。
「麗しいあたくしの、麗しい名前はジーナ！」
・・・なんだ、ただのナルシストか。というか、『麗しい』って二回も言ったぞこの人。
「僕はデクシオ。２年前博士に図鑑を託された・・・いうならば君たちの先輩です」
「あ、先輩ですか・・・。私はフィーネ。こっちはカノンです」
「どうも」
べコリと軽くお辞儀するところを男女は確認したところで、再び口を開く。
「よろしければ、あたくしがポケモン研究所に案内いたしますわ！」
「あ、じゃあお願いします！」
まて、フィーネ。君は警戒と言う物を覚えた方が良いのでは？と口にしようと思ったが、もうすでに連れて行かれていた。・・・しょうがない。私も行くしかないか。
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
