27days ページ29
フィーネside
「イブ、電光石火！」
最近覚えたばかりの技を指示する。
イブは素早さが売りのスピードタイプだ。
なのでこの戦法が一番だと思う。
イブの電光石火が炸裂し、ルリリが吹き飛ぶ。
今がチャンス、そう感じた。
「いっけええっ！モンスターボールっ！」
定番の台詞。
ボールはルリリに見事クリーンヒット…であって欲しかった。←
避けられた。
「え！？も、もう一回！」
2個目のモンスターボールを投げる。
次はどうやら諦めたようで、ルリリはボールの中に吸い込まれた。
ボールは左右に2、3回揺れて、カチッという音が鳴った。
「っやったああ！！初めてポケモンを自分でゲットした！！」
あ、こういうときはアレ言った方がいいのかな…？
「ルリリ、ゲットだぜ！！」
……
…………
「虚しい。今度からやめよう」←
イブをボールに戻し、ポケモンセンターへローラースケートで走る。
大分慣れてきたので、スムーズに滑ることができた。
ルリリの名前、どうしようかな…？
「ルリリ…ルリリ…リリ…あっ！」
決めた！この子はリリーにしよう！
「〜♪」
噴水を通り抜けると、カノンがベンチで何やら幸せそうな顔をして、お菓子をリーナに食べさせていた。
「何してるの？」
幸せそうな顔のまま、カノンは答えた。
「ポケパルレっていって、このお菓子…ポフレを食べさせたり、ポケモンとふれ合うことができるんだ！」
「へーえ！」
カノンはそこでハッとした顔になった。
「ジム戦終わったの？」
「今から！回復してから行くんだ！」
私が説明すると、カノンはリーナを撫で始めた。
「そっか。頑張ってね」
「うん！」
さあ、いよいよ初めてのジムだ。
私はローラースケートのシューズを履いた足で、地面を思いっきり蹴った。
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玲音 - 作者の一人です。ありがとうございます！更新止まっちゃってますが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2014年12月20日 9時) (
レス) id: 33543ed0e9 (このIDを非表示/違反報告)
ブラック(プロフ) - 面白かったです！ポケモンで初めてお気に入りにしましたww (2014年12月20日 9時) (レス) id: ab35f25391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：六芒星玲音、Momiji x他1人 | 作成日時：2014年11月17日 21時
