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ストーリー52 ページ2

桃井サイド

青「ったく、なんだってんだよAのやつ!!心配してるこっちの身にもなれっつの!」

Aちゃんの態度に納得がいかない青峰くん。

桃「しょうがないよ。Aちゃんのあの性格は、昔から変わらないもん」

青「じゃあ黙って見てろってのか!」

もー、何言ってるの青峰くん!
そんなことする気さらさらないくせに!

桃「とにかく、Aちゃんを追うよ!ほらっ、早く!」

青「あ、おいっ、待てよさつき!」



______


青「行ったか…」

桃「行った行った。今だよ青峰くん!」

青「っしゃ、まかせろ!」


今までずっとAちゃんたちを尾行してて、

Aちゃんと花宮さんが別れたのを確認した後、
ずんずん、と花宮さんに近づいていく青峰くん。


Aちゃんの方には高尾くんとミドリンが付いてくれてるから、大丈夫だって信じてる!


青「おいっ、花宮ああ!!」

花「………は?なんでテメーが…」

青「てんめーよ!Aのこと振り回してんならそれ相応の責任取りやがれ!!」

花「……はあ?何言ってんだ?」




……ほんと、何言ってるの青峰くん…。

それじゃあぜんっぜん分かんないよ…。




怒りで理性がどっかいっちゃってる青峰くんをとりあえず落ち着かせて、花宮さんにひと通りの説明をする。



花「……。

…この俺にストーカーするやつなんているわけねぇだろバァカ」

青「あああ!?だからそれがいるからAがあぶねー目にあってるって言ってんだろーが!」

花「どこに証拠があるんだよ」

桃「それは私が調べました!間違いありません!」

花「…けっ。そんなんどこまで信用できっかって話だぜ」

青「てめっ…!さつきの情報なめんじゃねーぞ!」


……そうだった…、花宮さん、頭いいんだった…。


これじゃあ
青峰くんが口で勝てるわけがないよっ…。



花「おととい来やがれ、バァカ」



花宮さんはそう吐き捨てて、私たちに背を向けて歩き出した。



青「…っ、Aのこと、泣かしてんじゃねーよ!!
こっんのクソ野郎!!」



青峰くんのその言葉に、少しも、動揺した素振りを見せずに…。

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美友 - いつも更新されてるかなって見に来てます。続き早く見たいので、更新頑張ってください。 (2018年1月14日 0時) (レス) id: e7a5b55c2b (このIDを非表示/違反報告)
makanyan - 続き早く見たいです! (2017年10月18日 8時) (レス) id: d834349331 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:14がすき | 作成日時:2017年9月21日 21時

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