ストーリー１０ ページ10
火「なあなあ、いっつも思うんだけどさー、Aの弁当ってすげー凝ってるよなぁ…」
黒「中学の時と変わらず、とても美味しそうですね」
お昼休み。
いつも購買のパンを食べている2人が、羨ましそうに私の弁当をのぞき込みます。
火「冷凍食品ほぼねーじゃん。すっげー。うまそー。」
黒「アホみたいに大食いな火神くんは、パンはスッカスカでお腹たまんないんですよね」
火「アホってなんだ！アホって！」
うーーん。
美味しそうって言うけど、これ、昨日の残り物とか詰めただけなんですけど…。
火「でも、そうなんだよなー。もうすぐ決勝リーグも始まるし、スタミナつけねーとな」
黒「そうですね。僕も沢山食べないといけないですね。」
と、言っている割に
テッちゃんのお昼ご飯は菓子パンひとつ…。
…いやいや、絶対思ってないですよね。
火「A、それくれ」
と言った火神くんは、私が許可する前に私の弁当からおかずをとって食べました。
火「うまうま。それもくれ」
と、それを繰り返す火神くん。
あっという間に……
火「あー、うまかった。ごっそさん」
…完食です。
あ「…あの、私ぜんぜん食べてなかったんですけど…」
火「ん？あー、わりーわりー」
全く反省の色を見せない火神くん。
ちょっと…。
私のお昼、なくなったんですけどっ…！
黒「火神くん、女の子から食べ物を奪っておいて、何もお返しをしないのはどうかと思いますよ。」
火「あー？」
テッちゃん…！
そのとおりです。貰うだけは反対です。
火「あー、んじゃ、俺のパンやるよ」
テッちゃんの素晴らしい促しのおかげで、わたしは無事、食糧を確保することが出来ました。
テッちゃん、ありがとうございます。
火「なーなー、俺もっとAの弁当食いたい。」
もぐもぐと火神くんから貰ったパンを食べている私に火神くんはそう言いました。
あ「……あ、はぁ…。」
…と、言われましても
あなた様に食べられたおかげで、もう私の弁当箱はすっからかんなのですが…
黒「…だったら、今日部活終わったらAさん家が経営してる定食屋に一緒に行きましょうよ」
あ、なるほど、その手がありましたか。
火「……は？定食屋？」
黒「はい」
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桜川 侑香 - 青峰がマジかわゆす。つか、高尾ちゃんマジハイスペック。好きだぁぁぁぁぁぁ(殴！ (2017年9月15日 20時) (
レス) id: ab5fb01835 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - 最初はキセキの世代大好きだったけど祥吾の事好き過ぎてキセキの世代嫌いになった特に赤司と青峰と黄瀬嫌い (2017年2月1日 21時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：14がすき | 作成日時：2017年1月23日 20時
