ストーリー４６ ページ46
花「今日はお前の行きたいところ連れてってやるよ」
あ「では、帰らせていただきます」
昨日もだったけど、いちいち寄り道したがるまこちゃん。
こっちはさっさと帰りたいんですよ。
スタスタと駅に向かおうと歩いたのですが…
ぐわしっ。
あ「わっ！…った、いたたたたっ！」
頭をわしづかみされて、それを阻まれました。
花「ざけんなよ、てめぇ。この俺が合わせてやるっつってんのに…」
あ「そんなこと頼んだ覚えはありません」
花「あああ？」
あ「痛い痛い痛い！！！」
わたしの頭を握る力が強くなりました。
あ「ぼーりょく反対！！」
花「だったら大人しく俺に従え」
そうして、迷惑かけたから、とか言われてアイスを買わされました。
財布の中身が……(泣)
父と私の2人暮らし。決して裕福とよべるようなものではありません。
そんな私に奢らせるなんて…。
…それに、迷惑かけたって…、
それはこっちの台詞なんですけどっ…！
花「………。
…おい、これもう要らねえから、やる」
あ「………へ？」
イライラしながら、もしゃもしゃとアイスを食べていると、まこちゃんが私にアイスを差し出してきました。
花「要らねえのか？」
あ「……要ります」
そう言って、まこちゃんのアイスをもらおうとしたのですが…
ひょいっ。
あ「…ちょっ、くれるんじゃなかったんですか」
ひらりとかわされました。
花「食わせてやるよ」
ニヤニヤしながらそう言ったまこちゃん。
あ「なんでですか…。ていうか、まこちゃんそういうの嫌いだったじゃん」
花「欲しいんだろ？」
…っとに、この男はっ…！
ですが、アイス食べたい欲に負けたわたしは、大人しく食べることに。
花「どーだ？うまいか？」
あ「ん、おいひい…」
花「ふっ、食ってるときのバカ面は相変わらずだな」
………。
いつもの嫌味口調なんだけど、なんだか優しい顔…。
久しぶりだ……。
花「…何ジロジロ見てんだよ」
あ「べつに、何でもないです」
まこちゃん、まだこんな顔するんですね…。
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桜川 侑香 - 青峰がマジかわゆす。つか、高尾ちゃんマジハイスペック。好きだぁぁぁぁぁぁ(殴！ (2017年9月15日 20時) (
レス) id: ab5fb01835 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - 最初はキセキの世代大好きだったけど祥吾の事好き過ぎてキセキの世代嫌いになった特に赤司と青峰と黄瀬嫌い (2017年2月1日 21時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：14がすき | 作成日時：2017年1月23日 20時
