ストーリー４１ ページ41
あ「東京に戻ったらまたお話しできますよ」
青「そーか？」
あ「そうです」
青「…ふーん」
そう言って少し寂しそうな顔をする大輝。
…はて。
いつから大輝はそんなにわたしと話したい人になったのでしょうか。
さっきからいちいち言動が可愛くて少々戸惑います。
黄「よっしゃーー！！おれが1番っす！！」
わたしがそんなことを思っていると、涼太の叫び声が聞こえました。
例の石投げ大会が終わったようです。
桃「あーあ。Aちゃんのポテトサラダ食べたかったなぁ」
黒「黄瀬くんは何を頼んだんでしたっけ？」
黄「肉じゃがっす！！なんか新婚さんっぽくて良くないっすか！？」
火「ぜんっぜんよくねーよ！！Aをお前なんかの嫁にやるかあ！！」
どうやら涼太が勝ったみたいですね。
そしてなんだかよくわからない言い合いをしていますが、今は軽くスルーすることにします。
黄「Aっち！今度おれがお店に顔だした時はよろしくっす！」
あ「…はあ。」
なんとも図々しく勝手な頼みごとですが、邪険にできない私がいます。
おそらく、こんなに鬱陶しい人でも、ずっと母の味を好きでいてくれて、美味しそうに食べてくれるのが嬉しいからなのでしょう。
なんと言うか、私もけっこう単純な人なんですね…。
黄「ほんとにAっちの料理は優しい味がして、おれ大好きっす」
………。
あ「ありがとう、ございます…」
…突然、求めていた言葉をもらって、少々戸惑ってしまいました。
青「おれも好きだ」
あ「….ありがとうございます。天国にいる母も喜びます」
母が大切に守ってきたお店と味を、改めて受け入れられたのを確認できた気がして、だいぶ顔面が緩んでしまったことを自分でも感じました。
少し恥ずかしいです。
笠「……あ、お前の母さん、亡くなってたのか…」
顔が熱くてパタパタしていると、笠松さんが素朴な疑問を投げかけました。
あ「はい。私が5歳の時に病気で」
笠「そっか…」
同中のみんなは知ってましたが、笠松さんと火神くんは知らないんでしたね。
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桜川 侑香 - 青峰がマジかわゆす。つか、高尾ちゃんマジハイスペック。好きだぁぁぁぁぁぁ(殴！ (2017年9月15日 20時) (
レス) id: ab5fb01835 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - 最初はキセキの世代大好きだったけど祥吾の事好き過ぎてキセキの世代嫌いになった特に赤司と青峰と黄瀬嫌い (2017年2月1日 21時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：14がすき | 作成日時：2017年1月23日 20時
