ストーリー２９ ページ29
翌日
お世話になった合宿所の方々にお礼を言って、昨日の約束通り、インターハイ会場へと向かいます。
日「げ！？黄瀬 対 青峰かよ！？」
今日の大輝の対戦相手を自分のスマホで調べていると、日向さんがのぞき込んできました。
どうやら合宿の目的はインハイの観戦までだったようなので、ひとりで行く予定でしたが、みんなで仲良く会場へ向かいます。
黒「Aさんが青峰くんの応援をすると黄瀬くんが知ったら、大変なことになりそうですね」
テッちゃんが私を見て微笑みながらそう言いました。
あ「そうですかね…？」
別に、私が誰を応援しても、涼太には何も支障はないはず…。
黒「なりますよ」
確信を持ったように言うテッちゃん。
………？
だけど、私は、全然理解することはできませんでした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
インハイ会場
席に座って、観戦の準備を万端にして待っているところに、一通の電話がかかってきました。
青『〇〇に来い。今すぐ』
あ「え？は？」
その正体は大輝で、わたしが電話に出るとすぐそう言って、切ってしまいました。
なんなんですか…いったい。
なんとなく腑に落ちませんが、とりあえず言われた場所へ向かうことにしました。
ダムダム…パシュッ。
指定された場所には、大輝が試合前のアップをしている姿がありました。
しかし……、
私が到着してしばらく経っても、大輝はわたしの存在に全く気付きそうにありません。
…なぜ、私が呼ばれる必要があったのでしょうか…
果てしなくそう思いました。
青「おっ！A！」
やっと大輝が気づきました。
青「ほんとに来たんだな。さんきゅ」
それだけ言って、再びアップを始める大輝。
………ん？
おわり、ですか……？
あ「え、あの…私はどうしたら…？」
青「あ？さっさと戻れば？何かほかにすることあんのか？」
………………。
＿＿＿＿＿＿＿＿
と、言われたので戻っていますが…
……え、私が行く意味ありましたかね…？
ほんと、人のこと好き勝手振り回してくれますね、大輝は。
まあ、いつもの事ですから別にいいですけど。
なんて思いながら歩いていると、
「えっ！！！？？Aっち！！？」
とっても見覚えのある方が私の名前を呼びました。
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桜川 侑香 - 青峰がマジかわゆす。つか、高尾ちゃんマジハイスペック。好きだぁぁぁぁぁぁ(殴！ (2017年9月15日 20時) (
レス) id: ab5fb01835 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - 最初はキセキの世代大好きだったけど祥吾の事好き過ぎてキセキの世代嫌いになった特に赤司と青峰と黄瀬嫌い (2017年2月1日 21時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：14がすき | 作成日時：2017年1月23日 20時
