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転生7 ページ8

五条side




実は僕、寝坊した。






だって眠いもん。仕方ないじゃんね。




失敗は誰にでもあるし。






「お?いいケツしてんじゃん?」





そんな男の声が聞こえて、そちらの方へ顔を向けると






高専の制服を着た女の子が絡まれていた





いわゆるナンパ。




きっと高校の見学に来たんだ。




男はずっと僕の生徒のケツを撫で回している。





しかし、その子は無反応。




ずっと真顔で冷静でいる。




なに?あの子Mなの?






五条「ごめんねー君達。その子僕の生徒だから、譲ってくれない?」





そうしてかくかくしかじか、男達を倒して生徒を守ったってわけ。




かっこいいでしょ僕。






そして今。







五条「名前は伏黒恵。気難しい性格してるけど、優しくしく接してあげてね」






歩幅似合わせて歩き、彼女をちらっと見ると






五条「……ッ…」






ほんのり顔を赤らめながら






『そうなんですね。わかりました』






と言った。








そしてその表情のギャップに








見事僕のハートは射抜かれた。

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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年11月12日 21時

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