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天使の記録帳 ページ6

いつしか私は呼吸を学び、最終選別なるものを受け、一人の継子となった。


私は水、そして蛇の呼吸から派生した羽の呼吸を使った。


師範も強さを認めてくれて。



これでいいはずなのに。





『蛇柱の継子の天遣、すげぇ天使みたいだよな』



『顔からして天使だろ、目ぇ綺麗だし』



『銀髪の髪サラサラでいい匂いするし、ホントにさぁ』





“人を殺めたことないみたいだよな”




『ばーかねぇに決まってるだろ、俺ら鬼狩りだろうよ』




『だよなぁ』







後ろめたさは醜く残る。



自分の容姿を恨んだ。





あぁ、無くなってしまえばいいのに、ひとごろしの記憶。



けれど。




師範の右肩の蛇は私を許さない。


私を、ひとごろしを、決して。

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いぬお(プロフ) - 露亞さん» あ"り"か"と"ぉ"こ"さ"い"ま"す"伊黒さんほんとしんどいです (2019年12月30日 13時) (レス) id: 5294fb0fb4 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 最高。伊黒さん尊い… (2019年12月30日 12時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いぬお | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年12月27日 12時

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