今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:21,870 hit
小|中|大
お兄ちゃんのお願い side,I ページ13
相変わらず、くまくんは幼なじみくんを避けてるみたいだけど……
やっぱちょっと、見てるこっちが落ち着かないよねぇ。
何かしら手段は考えては見たけど、タイミングが合わないんだよね。
と、思ったら、あんな所にゆうくん!
何時もなら駆け寄って抱きつきたい気持ちだけど、今日はちょっと協力してもらうよ。
「ゆうくん、おはよ」
「げ、……泉さん、お、おはようございます……」
露骨に嫌な顔をされた。
「そんな顔しないで。今日はちょっとゆうくんに頼みたいことがあるんだ」
「た、頼みたいこと?」
「ゆうくんと同じユニットの、衣更真緒っているでしょ。そいつに、くまくんが教室で寝てて起きないから、起こしてって伝えてくれる?」
「でも、何で?泉さんが行けばいいじゃん」
「かくかくしかじか……だから、お願い!」
俺は頭を下げつつ、顔の前で手を合わせた。
さすがのゆうくんも俺のこんな姿見てびっくりしたんだと思う。
「い、いいよ」
と、何となく了承してくれた。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーアイドル
鬼龍紅郎
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
22人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ