検索窓
今日:30 hit、昨日:0 hit、合計:36,621 hit

story3 ページ3

「隊長!ここはひとまず俺たちに任せて、必殺技の準備をお願いするっス!」



「ああ!そうだな!俺たちと力を合わせて戦ってくれる子は手をあげてくれ!!」



瑠衣「はいっ!はいはいはいはいっ!!俺!俺行く!!!!!」



すげえ、必死だなおい。
私が呼ぶ時もそれぐらい良い返事をしてくれ。

会場にいる子供たちも俺が俺が!と言わんばかりに必死にアピールしている。
これは……ちょっぴり厳しいんじゃないかな〜〜。



「みんなありがとう!じゃあ、そこの赤いキャップを被った男の子!こっちに来てくれ!!」



瑠衣「えっ…!ええ!俺…!?」



「ああ、そうだ!こっちの階段の方へ!」



「おおっ…!良かったね瑠衣!行っておいで!」



何故か下を俯いて動かない瑠衣。
すると上目遣いでこう言うのだ。



瑠衣「あの、お姉ちゃんも…ついて着てくんない?なんか…恥ずかしい//」



えええええええ。
あんな必死こいてアピールしてたくせに!?
もー、ならば何故手をあげたー。



「お姉さんもぜひこちらに!」



赤いお兄さんにも気を遣わせて申し訳ない…。



「すみません…ほら、瑠衣行くよ!」



仕方なく仕方なくと分かってはいるものの、
いざ大勢の人前で舞台に上がるのは恥ずかしい…。
ああ、早く!早くここから抜け出したい…!

story4→←story2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 守沢千秋 , 流星隊   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あねもね | 作成日時:2020年8月24日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。