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第110Q ページ34

大我とテツヤ、2人が今後を模索する中


誠凛高校バスケ部の7番エース、木吉先輩が怪我から復帰してきた。


最初に部活時間にやってきた時、私は、先日初めて木吉先輩に会ったのを思い出していた。


それは、ある日の部活終わり

部室の鍵を閉め、そのまま体育館の戸締りを確認しに行ったんだ。

テツヤがいるはずと思って、その重い扉を開けた。


『うっ』


そのタイミングと丁度同じ時に、体育館側からも扉が開かれ、その開けた人に私は正面からぶつかったのだ!


「ごめん!大丈夫かい?」

『あ、はい・・・』


で、でかい!

低身長の私には巨人に見えた。

いや、待って、どっかで見たことがあるような、?


すると、その人は私をまじまじと見つめだす。

しばらく無言を貫かれ、何が起きてるんだ、と首を傾げた時、その人の手が、ぬっと私の方に伸びてきた。


ぎゃっ!


その手は私の頭を掴み、髪の毛が乱れるほど撫でてくる。


えっ、なになになに!!?初対面(かも)でこんなことしてくる人いるんですか!!!??


『あの、やめてください・・・』

「あぁ、ごめん、つい。ばあちゃんちの犬に似てたから・・・」



はぁ・・・


その人はもう一度謝罪を言うと横を抜け帰っていく。

体育館内にいたテツヤにその人は木吉先輩だと教えてもらったんだ。




これが、私と木吉先輩の出会い。

インパクト強すぎるでしょ


まぁでも、普通に過ごしててもこの人はとにかくインパクトが強すぎる。

日向先輩にボケ変人呼ばわりされてるだけあるなと、失礼ながらに思うよ、、


ユニホームで練習に来るし
大我に挑んた1on1ではバッシュじゃなくて内履きでやるし


でも、木吉先輩がいるだけで、何となく心強さみたいなのもあるんだよね・・・。

そういうところは、やっぱりエースってだけあるよ!

それに先輩の過去データを見て、期待してる自分もいた。

先輩に見覚えがあったのは、以前見た誠凛の過去データが原因だったことにもその時気づいた


とにかく、先輩の復帰は間違いなく誠凛の大きな力になるに相違ない!ってこと!


大我に1on1を挑んだり1年生だけの試合をさせたり・・・

先輩方には何を企んでるだ!?と言及され、ヘラヘラ笑ってる木吉先輩をみて、胸が踊ったんだ

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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/  
作成日時:2021年9月23日 19時

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