第五問 試験 ページ6
雄二「さて…芥が…じゃなかったな。慈子には来てもらって早々悪いが試召戦争に参加してもらうことになる。」
慈子「試召戦争!?」
明久「知ってるの?」
慈子「もっちろんだC!こっち来た時に先生に真っ先に教えられたからちゃんと覚えてるよ〜!」
雄二「なら話は早いな。…お前点数はどのくらいだ?」
慈子「試験受けないとまずいC!^^」
美波「笑顔で言わないでよ;」
雄二「…試験受けて上がるんだな?」
慈子「たぶんあがるよ〜」
雄二「…ふむ…。わかった。このクラスで実力が分からない、そして他クラスにあまり知られてないお前はうちの十分な戦力だ。吉と出るか凶と出るか…。期待してるぞ!」
慈子「了解、代表〜!」
結局その日、無理やり明久が使者としてBクラスに行かされ、制服がボロボロな姿で帰ってきた。
その後午後の試験を経て家へと帰宅する。
慈子「ただいま〜…。」
とはいっても現在1人暮らしのため帰ってくる言葉はない。
慈子「……よっし!明日頑張るぞ〜!」
そう思い、早めにすることを終わらせ眠りについた。
――――――――――――
そして翌日、試召戦争当日だ。
とはいえ昨日言った通り午前はテストを受けることになっている。
問題を解き始める。
(カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ…)
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数教科終った頃。
いつも一緒にいる皆の顔を見てみると、
なーんか難しそうな顔してるな〜…
そう思ったがBクラスという自分たちより頭のいいクラスを相手にすることで緊張しているんだろうと察した。
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:
試験も終わり、試召戦争が始まった頃。
やっぱり眠くて少し仮眠を取ることにした。
そしてようやく目が覚めたころ。
(ガラッ)
慈子「!…誰だC?」
「!!」
「おいどうするよ!?生徒がいるなんて聞いてないぞ!!?;」
「こ、ここは一時退散だ!!;」
そう言ってバタバタと去っていく。
慈子「…?何だったんだC…?」
何故こんな時間にここに他クラスの人が来たのか、しばらく理由を模索していると…―――
(ガラッ)
慈子「あ、雄二ー!」
雄二「ん?ああ…。お前試召戦争中に寝るなよ…;」
慈子「えへへ〜…;なんかさっきFクラスじゃない人たちが来たんだけど、僕いたから帰ったみたいだった〜」
雄二「!…そいつら誰だかわかるか?」
慈子「んー…たぶん顔見ればわかるC!」
雄二「そうか…」
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レッドび〜ん - 面白いです!更新頑張って下さい、応援してます(^^) (2015年4月10日 17時) (レス) id: a96445016c (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - バカテスもテニプリも好きなので嬉しいです!更新頑張ってください(*'v') (2015年4月6日 15時) (レス) id: e3e921bc0a (このIDを非表示/違反報告)
ソプラノ♪アルト(プロフ) - めっちゃ面白い!!!更新楽しみにしてます♪ (2015年4月4日 16時) (レス) id: e7bf96a70d (このIDを非表示/違反報告)
アトラ(プロフ) - ジローとジローの妹が可愛いし早く続きが読みたいです! これからも頑張ってください! (2014年1月5日 15時) (レス) id: 8566e00331 (このIDを非表示/違反報告)
颯真(プロフ) - 更新がんばれ~p(^-^)q (2013年12月12日 0時) (レス) id: 9a24fc984e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:希 | 作成日時:2013年8月7日 4時