ドS超えてサイコな私。【沖田総悟】

#21 ページ24

Aside









泉「Aさん、どこか行きたい場所はありますか？」









A「うーん団子屋がいいです！」








泉「いいですね！行きましょう！」





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おばちゃん「あいよーみたらし４つ！」









ﾊﾟｸ









うま！！！！！さすがここは格別ね









泉「...」







あれ、見られてる
勢いよく食べないほうが良かったかな


品性の欠片は保っていおいた方が良さそう









A「泉さん？」







泉「え、あ、はい！！」








A「どこか、調子でも」





泉「だ、大丈夫です！お気になさらず...」






A「？どうかしましたか？」





泉「....あそこの角に人がいるの見えますか？あれが僕の、幼馴染...です」





ええあの子が！！？結構かわいい

緋色の着物に身を包んだ三つ編みの女の子だった



A「...とりあえず、場所移しましょうか。お団子は食べ終わったことですし」







泉「そうですね」






泉くんが最後の団子を口に入れ、席を立った






ちなみに団子代は払ってもらっちゃいました！！




半分出すって言ったんだけど女の子に払わせるわけにはいかないって言って





なんて紳士！！！(そもそもお金なかったけど)








A「すみません払ってもらっちゃって」







泉「いいんです！一応依頼して手伝ってもらってる側なので。あの、手を繋ぎませんか？」







A「手？」








泉「あ、いやその！変な意味とかじゃなくて！か、彼女役をやってもらってるし..僕の幼馴染も多分後ろの方で見てると思うんで、諦めてもらう一環というか！嫌なら全然いいんですけど！」





....幼馴染ちゃんが好きになるのも少し分かる気がする



女友達少ないって言ってたし、慣れてないんだろう
ここは私が行動せねば






A「嫌じゃないですよ」









そう言い、私は手を出した。その様子を見て安心したのか、こわばった顔を緩めておどおどながらも手を重ねてくれた



手を繋ぎ再び前方に目を向ければ見たことのあるやつが





沖田「...A？」




はい、最悪のパターン来たー



しかも手をちょうど繋いだ時っていうね

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